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16歳が人生で学んできた16のこと。noteに埋めるタイムカプセル#1


最近17歳になりました。
変な感じ。小学校一年生のときに見た、母の友達の息子の17歳は、もっと大人に見えたのに。
17歳の今、16年間の人生を振り返って知ったこと学んだこと感じたことを記録したいと思う。きっともう少しまた歳を重ねたときに見返したら面白いだろうな。私がわたしにおくる、土に埋めずnoteに埋めるタイムカプセル。

一つ目

全てのことは過ぎ去るということ。
上手く泳げなかったら水をかけられて嫌で嫌で仕方なかった学校の水泳の授業も、
なんかかっこいいからという理由で選んだ剣道の授業で頭を竹刀で打たれたとき思ってたよりも痛くて一瞬で嫌になった体育の時間も、
二年続けて嫌になったそろばんがも、
朝から夕方まであって空腹と闘いながら受ける塾の模試も、
三人グループで二人だけで盛り上がって一人、私ははぶけにされて辛かった小6の時期も、
高校卒業後の進路に悩んで現代国語の授業で涙が勝手に出てきて髪の毛で隠した時間も、
部活の大会が嫌すぎて出たくなくて骨折したいと思ってた時間も、

全部全部通り過ぎた。

全てのことは必ず通り過ぎる。時間は絶対に進むから。
今という瞬間は本当に一瞬であるが、死ぬまで今と向き合い続ける。
生きていくうえで淡々と増えるのは過去である。

今という瞬間でどんだけ嫌なことがあっても、
涙が出てきても、
心が苦しくても、
不安で急に体の感覚がぐるぐるしても、
その経験は
全ては過去となる。絶対に。

そして、それらの経験は自分の一部になる。
それらを乗り越えた自分を誇らしく思える。
また、それらの経験に真面目に心を動かされてなんとか解決しようとしていた自分を少しは愛おしく思える。

そんな毎日を死ぬまで繰り返す。

もちろん、心があたたまったり嬉しいことや夢見たいな瞬間などの良いことも全て過ぎ去る。



お風呂上り、眼鏡姿の母が自宅にある子供用のブランコをおしてくれたこと

祖母とこびとを捕まえるために家の庭にハチミツを置いたこと

祖父と温泉後かき氷でトンネルをつくったこと

父とプールで一緒に潜水したこと

柴犬のほっぺたを初めて触ったときのこと

日本に帰国する私に友達がケーキやプレゼントをサプライズしてくれたこと

心臓ばくばくしながらも一番に手を挙げて大勢の前で発表出来たこと

車の中で明るい空の夕焼けを見ながら後部座席で皆と歌ったこと

飛行機の中から緊張とわくわく交じりで朝焼けを見たこと

渡航前、車の中から大きな半円型の虹を見たこと

カラオケ帰りの日が沈んだ後の田んぼ道を自転車のライトで照らしてスマホで音楽をかけて、歌いながら帰ったあの時間

BBQ終わり、暗くなった草原をはだしで走り回って疲れて大の字で寝っ転がったこと

雨の日の塾に行く前、コンビニ前の街頭に照らされる雨粒を見てた時間

五月、木漏れ日の下で漫画を持ち寄って漫画鑑賞会してたこと

雪で休校になった日、友達と雪だるまつくったあとに、母がくれた500円玉でココアを自販機で買って二人で飲んだこと

後部座席で寝転がって桃色の入道雲を見てたこと

仲良し4人で遊園地の丘の上でジャンプして写真撮ったこと

夏休み初日友達と部活終わりにかき氷をつくったこと

家の中で自転車乗って遊んでいたこと

学校で一人の仲良しな子とスパイごっこをして友達を観察したこと

畳で寝ころがりながら窓から入るお昼の優しいなめらかな風を感じながら友達とだべってたこと

温泉終わりに友達と歩いてちょっと暗くて怖い道を通って帰ったこと

異国の曲を歌う美しい歌声と観客の歓声につつまれて自分がここにいる奇跡と偶然を感じて涙ぐんだとき

修学旅行の夜、友達と部屋を抜け出してジュースを買いに行ったこと

泳ぎながら、入道雲の大きさと偉大さを感じたこと

プールの中から見た、先輩が飛び込みをした瞬間がスローモーションに見えたこと

坂道を友達とマウンテンバイクでくだりながら大声をだしたこと

テスト終わり、早帰りのため家に帰った後、寝不足だったので昼から寝た日

放課後、学校でひそかに友達とシャボン玉したこと

祖母と朝5:00に起きて朝焼けを見ようとしたら待つ方向が間違っていたので、気づいたら辺りは明るくなっていたこと

母がお弁当に手作りお寿司をいれてくれて、幼稚園のみんなに自慢していたこと

部活できつい練習終わりに友達と優しそうなおっちゃんがいるソフトクリーム屋さんでアイスを食べたこと

夏休み、一人で自転車で探検をしていたらひまわり畑を見つけたこと




まだまだあるけれど、今はここまでにしときます笑





全部幸せな思い出。
このnoteを現代国語の授業を受けている今書いているのだが、
書いていて涙ぐんできてしまった笑

16年間生きてきた間で、全部思い出そうとしても難しいくらい、沢山の幸せな瞬間を生きることが出来た。
このときの気持ちと光景と耳に入ってくる音、匂い、風のつよさ、気温。
全部覚えていたいと思える瞬間が何度もあった。

私は自分の人生を生きる上で、そういった瞬間にどれだけ出会えるかが人生の満足度を決めると思う。

全ては通り過ぎる。嫌なことも嬉しいことも。
だから今できることは今という瞬間に精一杯向き合うこと。
嫌なこともやがて過ぎ去ると思うとなんだか受け入れられる気がする。
日々の生活から嬉しいこと、幸せに思える瞬間を見つけ出す。
そうして自分の人生をつくっていく。

ただいま17歳と1か月な私。
これからの人生でそういった瞬間を増やし、今と向き合う。
全ての瞬間は今後につながっていると考えて、
全ての瞬間を大切に生きていく。

そうやって生きていきたいです。


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