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マレーシア備忘録❺ プトラジャヤ

次はクアラルンプールから南へ移動確か30キロくらい?、行政上の首都プトラジャヤへ
写真はプトラジャヤモスク(マスジット・プトラMasid Putra)の中から天井を見上げたとこ
プトラジャヤは1995年に完成
開発を決めたのは当時第4代首相だった現マハティール首相
マハティール、マハティール、気に入ってる響き
セランゴール州のこの場所は元は広大なゴムとアブラヤシのプランテーション
プトラジャヤの推しポイントというかすごいところは国内企業によって作られたってとこ
マレーシアでここまで大きい公共事業で外国企業の手は10%くらいしか入っていないのはレア中のレアだと思う
ずっと見たかったマレーシアの計画都市
そのヘソ部分に堂々と建つ2年間をかけて建設されたマスジット・プトラ
ずっと行きたかったピンクモスク
車窓から見えた瞬間あ!って声が出た笑
大きい、さすが約63億円のリッチモスク
想像よりどこもかしこもピンク

中に入るには女性はフード付きガウンを着ないと行けなくて私も着用
なかなかしっかりした生地であっついだろうなあと思って着たけど、不思議
モスクの中はそう暑くない
説明書きのエリアには日本語が話せるマレー人のおじさんが笑
日本で働いたことのあるこの人のことは現地の子から来る前に聞いてた
日本語に嬉しくなってしばらく談笑
上を見上げると1万5人千が一度に祈りを捧げられるという高さ50メートルの巨大なドーム
バラ色の花崗岩がモスク中をピンク一色に包む
天井・壁・絨毯と抜かりなくピンク
それからしばらく座ってぼーーーっとして
お祈りが始まってそれもじっと見ていた
マレーシアにいる間は前回も今回もモスクに何度も入る
モスクの中は静かで落ち着く
いつまでも座って頭を空っぽにお祈りを眺めていたくなる
私は祈りはしないけど、この落ち着く空間が大好き

始まったお祈り

私からモスクを語ってみたい
現代人は忙しい、厳密にいうと忙しいような毎日を送る
でもある日のほとんどが仕事や娯楽を支配するデジタル機器だったりする
イスラム教徒は祈る間、もちろん携帯など触らない
ただ祈ることに全意識を向ける
1日5回 毎日
タイで出会ったムスリムが祈りの時間を携帯の充電に例えて説明してくれた
ここでただリラックスする、と言っている子もいる
私には神と向き合うようで自己との時間を確保しているようにも見える
5、6歳の男の子が大人が祈っている間広いカーペットを転がってはしゃぐ
時間がゆっくり流れるこの場所がとても好き

モスクの近くにはマレーシア連邦政府の行政機関ブルダナ・プトラ


中央には都市部全体の約12%を占める人造のプトラジャヤ湖(Putrajaya Lake)がどーーん
友達とカヌーを漕いだ
このカヌーでかなりモスクの近くまで行くことができた

プトラジャヤ湖に浮かぶマスジット・プトラ


カヌーの底に穴が空いていてズボンがびしょびしょ
バトゥ洞窟の雨に続いて二度目のびしょ濡れ

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