日本肺癌学会① 感想
先日、日本肺癌学会学術集会に行ってみました。
1日目・2日目は、仕事で、且つ、LIVE配信も観られず。
でしたが、3日目は、早起きして現地へ。
学会の開始時間、早くてびっくり。
お医者さんは、早起きなんですね。
お休みの日くらい、ゆっくり寝てればいいのに(って、学会も仕事の一環ですね)
仕事で行く幕張やビックサイトの展示会みたく、1日滞在しても回り切れない規模感を想像していましたが、学会の方はこぢんまりとして、来場者も少ない印象。
企業ブースに、綺麗なコンパニオンさんがいるのは同じですが、コンパニオンさんの布面積に違いがありました 笑
(仕事の展示会の方が露出度多め)
会場移動はものすごく歩くのかな?と腰痛覚悟で臨んだのですが、エスカレーターで上下階に移動だったりと、あまり歩かずにすみました。
学会はコンパクトで移動が楽♪
とりあえず、ALK関連のものは見て聴いておこうと思い、8時30からの講演を拝聴。
その後、患者用プログラム「緩和ケア」に関する講演を聴いて、午前中は終了。
簡単に昼食をすませて、ポスターを拝読。
午後はALKの講演を拝聴後、移動して、患者用のプログラムに参加し、終了。
今まで、調べても分からないことや気になることが多々ありましたが、学会発表で、それらの答えを少しでも得られたことは、良かったです。
医者の立場から参加する学会は、学びや交流の場なのでしょうが、
患者の立場から参加する学会は、ほんの少しの希望と、色んな意味での絶望と、言葉には出来ない複雑な感情を味わう場となりました。
でも、初めての経験は、やはりなんでもワクワクして楽しい♪
知らないことを見聞きすることは、すっごく面白い。
人間観察も出来たし。
だから、参加できて良かったです。
講演で気付いた事
1)賞賛
質問する際、先生達は「素晴らしい発表、ありがとうございました」等と枕詞のように、必ず賛辞を述べていました。
患者プログラム用の講演で、緩和ケアの先生が「そうやって先ず褒めると、カドが立たない。だから、質問する時は必ず褒めましょう」みたいな事を仰ってました。
先ずは、
褒める=「相手の意見を尊重してます」という姿勢を示す
ことが、重要とのこと。
稀に、尊大な賞賛とは裏腹に、感情を出すのが苦手なのか無感情なトーンの方もいて「とりあえず言ってるだけで、本心は違うの?」と思うこともあったり。
逆に「この先生、コミュ力がすごいのか演技力がスゴイのか、どっちだろう?」と思えたり。
お医者さんも色んなタイプの方がいるんだと、改めて実感。
感情表現が下手で不器用な先生は、実は誰よりも誠実な方だったり、人一倍研究熱心だったり、患者思いだったり。
明るく誰でもwelcomeな先生は、実はパワハラ教授だったり、冷酷非情な人だったり。
するのかな?なんて、想像しつつ質疑応答を聴いてました。
(真面目に聴きなさい)
2)早口
発表する先生も質問する先生も、基本早口。
発表時間が決まってるからかもしれませんが、それにしても早い。
しかも、早口なのに噛まない。すごい!
体感として、倍速視聴 1.75倍 笑
T大病院を受診しだして
「先生は早口ー。頭の回転早―い」
と感心していましたが、まさか、発表時までお医者さん達が早口だとは思ってもいませんでした。
多分、お医者さん達は、自分達が早口である自覚はなさそう 笑
という、どうでもよい発見もした学会初参加でした。
来年は、東京で開催されるそうです。
通勤経路だし、月末月初じゃないし。
3日間、参加しようと思えばできるかも。
……なんて来年のこと言ってると、鬼が笑いますね。