はからずとも、初診で行ったかかりつけの大きな病院と 地元で有名な産院を受診したことで、結果としてかけもつ事になった。 妊娠初期の検診は、2週間単位で予約を取るのが一般的らしく どちらの院でもそのように予約を入れたら、 1週間に一度はどちらかで検診を受ける形に。 本来は、一つの産院で診ていくわけだから 私の場合はもちろん2倍の費用がかかっている。 それでも、毎日心配で心配でたまらないので 赤ちゃんが無事に育っているか毎週病院で確認できるのは、 その出費さえ厭わないほどに私
さすがにメンタルが持たなそうなので、 お腹の赤ちゃんはどんな状態なのか説明を聞きに 地元で有名な産院に予約を入れて行ってきた。 最初に行った大きな病院とは違い、 まるでホテルみたいな産院だった。 ここの産院は、先生が一人で診ているので お産がかぶると何時間も待たされると口コミに書いてあった。 この日はお産被りなしで2時間半。 診察室に呼ばれて中に入ると、 コンシェルジュと助産師さんが先生に促されて挨拶をする。 その作り上げられた挨拶、完璧な接客がここの売りなんだろう
初めての検診以来、不安がつきまとう日々。 育っているのかダメなのか、私はつわりもないので 自分の身体に変化がなさすぎてなんの実感も持てない。 赤ちゃん、ちゃんとお腹にいる？ 少しでもお腹が痛めば不安になっていた。 旦那さんと話していても確定的な未来の話をできなかった。 「ちゃんと産まれればね。」 「もしも、大丈夫だったらね。」 そんな風にしか言えなかった。 もしダメだった時に、だと思った。分かってた。と 少しでも割り切れるように。気持ちを切り替えられるように。 自分を
妊娠検査を終えて、自宅に帰るなり検索魔になった私。 あまりに説明の足りない診察に、不安しか残らなかった。 私は、36歳にもなって恥ずかしながら 妊娠についての知識が全くなかった。 妊娠さえすれば、元気に生まれてきてくれるんだと思ってた。 36歳という年齢的に、その妊娠が簡単ではないだけだと思ってた。 35歳を過ぎてからの妊娠は、障害があるとかないとか、 そういった事が確率的に上がることが壁なんだと思ってた。 全然、そんな事じゃなかった。 授かった命は、染色体の問題で
※振り返りの記事になりますので、日時に誤差があります。 旦那さんに報告をした翌日に、元々かかっていた大きな病院へ。 予約をしていないので、待たされるのは覚悟。読みたかった本を一冊携えて。 まずは受付の人になんて言えばいいのか分からず、 事前に携帯で調べて行った私。 「妊娠検査薬で陽性反応が確認できたので、診察をして頂きたいのですが。」 みたいな事を言った気がする。 問診票を記入して、待たされること3時間。 診察室へ。 妊娠検査薬で陽性が確認できた事や、 最終月経日
よく見る検査薬のサプライズとか、手紙とか、動画とか。 どうやって報告したものか悩んだけれど、答えが出ぬまま旦那さん帰宅。 話の切り出し方を、頭の中で何度も何度も考えた。 面白い感じで伝える？ 明るく切り出す？ 検査薬置いておく？ 旦那さんそもそも検査薬見たことあるのか？ なにこれ？って言われた時よ。 仮に見たことがあったとしても、線二本出ている事が陽性反応だなんて 知らないだろうな。それは絶対と言っていい。絶対知らない。 あぁ。なんと切り出せばいいのか… 結局分から
2023年4月3日 自宅トイレ内で妊娠検査薬により陽性反応確認。 生理が遅れていたので、 生理予定日から一週間経つのをまだかまだかと待った日々。 もしかして。いやまさか。でも。そうかもしれない。 を繰り返した一週間。 陽性反応が出ている検査薬を前に、 ドキドキとニヤニヤが止まらない。 それと同時にこれからどうするか 頭の中で色々と整理し始める。 まずは、旦那さんに話さなきゃ。 今は仕事も忙しい時期だし、 これ以上頭を悩ませるのは申し訳ない気もするけど でもきっ
