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AFTER 猫の日に思ったこと

2月なのに春の陽気。やっぱり春っていいですね。なんか新しいことを始めたくなるような、ワクワクした気分になります。

さて、昨日2/22は猫の日でしたね。

猫の日じゃなくてもそうですが、instagramでラブコを卒業していった猫たちの様子を見るのが毎日の楽しみです。
みんな本野良猫で、ラブコオフィスでも人に慣れていなかった子がすっかり家族の一員になって幸せそうにしている姿を見ると本当に嬉しい。

ラブコのオフィスの猫たちも、「シェルター」という感じじゃなくて、なるべくアットホームな環境にしたいなと思っていて、幸いにも訪れた人たちには猫たちが幸せそうと言ってもらえることも多いけど、やっぱり本当の「おうち」には叶わないなと思います。多分、猫たちもラブコは「仮住まい」の場所だとわかっているんでしょうね。ラブコではクールだったのに、里親さんのおうちでは甘えん坊になったり、私たちの知らなかった一面が見えてきたりして本当はこんな性格だったのか、と笑ってしまうことも多々あります。

先日、保護活動を始めたばかりの頃と今では世の中変わりましたか?みたいな質問をされました。
始めたばかりの頃は、まだinstagramとかない時代でしたが、「純血猫とお洒落な暮らししてます」みたいなブログとかがいっぱいあって、芸能人が飼っている犬猫種に人気が出たりして嫌だなあと思うことが多かったけど、最近は本当の意味で動物のために活動している著名人の方が増えてきて、(というか最初から存在していたのがSNSのおかげで全面に出てくるようになったのかもしれません)ペットショップで買った、っていう方がちょっと気後してしまうような世の中になってきたのかもと思います。

私自身も昔はは無知すぎて、休日にペットショップのショーウィンドーの子犬を見ていつか黒ラブの子犬飼いたいなどと言ってました(恥ずかしいというか、shame on you!とあの時の自分に言ってやりたい)。

そんな私の考えが変わったのが、アニマルプラネットで「動物警察 Animal Pricinct」っていうテレビシリーズを観るようになってから。私の好きな俳優のマイケル・マドセンがナレーションを努めているドキュメンタリータッチのアメリカのテレビ番組で、ニューヨークの動物警察の働きぶりが毎回いろんなエピソードで紹介されていました。捨て猫とかを保護するとかじゃなく、虐待したりダメな飼い方をしている飼い主から動物たちを助けるのが彼らの仕事で、「Totally Unacceptabel! (ありえない!)」と連発してキレまくっている女性警察官が最高で好きな番組でした。飼い主に注意しても改善されない場合、動物たちは保護されて、新しい飼い主を探すことになります(飼い主が抗議しても無視)。
大体劣悪な環境にいたから、問題行動のある子とか、病気の子も多くて、シェルターで人馴れ修行や必要な治療をうけてから里親募集する、みたいなことをやっていました。警察と病院とシェルターが協力して活動していて、大体は寄付で成り立っているって言ってたっけな。。余談ですが、人馴れ修行担当している女性が鼻ピ、全身刺青のゴス全開のお姉さんで、こういう自由な感じがいいなあと思ったっけ。


その番組を見て、「もうペットショップなんて二度と行かないし、飼うなら保護犬。子犬とかじゃなくて大人の子にしよう」と思うようになったのです。のちにけろくんと出会って猫だらけの生活になるのですが、動物警察を観てたから飼えないからごめんね、ではなくて飼えないけど里親探しくらいはやろう、と思ったんですよね。(そう、けろくんと会うまでは猫と暮らすことは全く考えていなかった笑)。

遠いニューヨークの、日本には存在しない「動物警察」のテレビに感化されたわけですが、よくよく調べたらハリウッドセレブは一部のいかにも〇〇な人をのぞいて保護犬、保護猫を引き取る人の方が多いことにも感銘をうけました。海外ドラマ見てても犬とか猫とかシェルターでもらってくる設定が普通だし。かたや日本はアイフルのCMでチワワが大人気みたいな時でした。

その当時に比べたら、今は格段に保護犬、保護猫の認知度が上がって、ペットショップはやめようと思い人も多くなったような気がするけど、どうなんだろう。このnoteの記事で猫をテーマにした作品を読んでいてもたまに「保護猫も考えたけど、純血の◯◯を迎えました」みたいな記事をさっき読んで「絶対スキは押さねーからな」と思いました。

昨日は猫の日ということでいろんな番組でも猫特集やってたみたいだけど、(観ていないけど)まともな内容だといいなあ。と思いました。

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保護猫がはたらく会社 一般社団法人LOVE & Co.
オフィシャルWEBサイト:http://love-and-co.net/
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