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タロ子というおばあさま猫がやってきました

急に寒くなってきましたね。
外の猫たちには厳しい季節の到来です(まあ年がら年中外猫は大変なのですが)。
具合が悪いとかではないけれど、外に置いておくのが忍びない猫がいて、家の中に入れるだけなんとかお願いできないでしょうか、とSさんから電話がかかってきました。

聞いたらかなり高齢で、いつも石の上で寝ていて、先日はなぜだかわからないけど全身ずぶ濡れで目の前に現れたという。その姿を見たらこのままでは今年の冬は越せないような気がして、いろんなツテを頼ったけれど全部だめだったの、とSさん。

そしてラブコにタロ子というおばあちゃん猫がやってきました。

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最初はおじいちゃんと聞いていたんだけど、ラブコ入りする前に連れて行った獣医さんで女子であることが判明。
名前も太郎ちゃんだし(笑)

確かに男顔だよね(笑)

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10年以上外で暮らし、太郎ちゃんと呼ばれてましたので、今更名前を花子にするのもなあと、「タロ子」ちゃんにしました。

タロ子、歯が全部なくて、かなりお年を召しておられると推測できます。ハタチくらいいってても全然おかしくない。
かなりご高齢だし、ずっと外で暮らしていたので一度全身をちゃんと診てもらおうと獣医さんで一通り検査してもらったのですが、なんと検査上はこれといって悪いところもなく健康体!
腎臓の数値も正常範囲内でした。と言っても、エコーで見ると年齢相応に腎臓の形は変形が見られるので腎不全用のフードをあげて、数ヶ月に一度くらい定期検診したほうがいいかもね、という結果。

かなりの痩せ具合だし(大食いです!)、腎不全が進行していてもおかしくないので皮下点滴くらいは覚悟していましたがちょっと拍子抜け。
タロ子、すごいねえ。

お年を召しているタロ子ちゃんもラブコに来た以上はお仕事をしてもらうのがお約束。
まずはコーヒーラベルのパッケージモデルです。

タロ子は涼しい目元、タフでクールでかっこいいおばあさま。
私の中に浮かんだのはしま(岩下志麻さん)とジーナ・ローランズ!
当初はしまの路線でいこうかなあとインタビュー記事などを読んで研究していたら、なんと極妻の姐さんを演じるにあたり、グロリアのジーナ・ローランズを意識した、とあるじゃないですか!

私も「グロリア」大好きでDVDも持ってる!
というわけで、グロリアのジーナ・ローランズに路線変更。

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 入稿は済ませたので明日あたりタロ子のグロリアのコーヒーラベルが届くはずです〜!
お楽しみに!


よろしければラブコCATSにギャラをお支払いいただけると、猫たちが喜びます!