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備忘録

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#物理

2次元Ricciスカラー曲率のWeyl変換

計量$${g_{\mu\nu}}$$をスカラー関数$${\omega(x)}$$によってWeyl変換する。

$$
g_{\mu\nu}\to g_{\mu\nu}'=e^{2\omega}g_{\mu\nu}
$$

このとき、曲率$${R}$$について

$$
\sqrt{g'}R'=\sqrt{g}(R-2\nabla^{2}\omega)
$$

と変換される。ここで$${\nabla}$

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【場の理論】生成汎関数の指数の肩には連結グラフのみが現れる

修論書いてたら自由エネルギーが連結グラフの和で表されるのってなんでだっけ、となってしまったのでメモ。坂本場の量子論(II)を参考にしたのでここよりそっち見たほうが早い。

導出導きたい式

$$
\displaystyle \frac{Z[J]}{Z[0]} =\exp\left( \sum_{j=1}^{\infty} \frac{1}{S_{j}}\mathcal{C}_{j}\right

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【微分幾何】多脚場を用いたときの測度との関係について

やること題名のつけかたに迷ったが、導きたい式は以下である。

$$
e^{1}\wedge e^{2} =\sqrt{g}d^{2}x
$$

簡単のため2次元で行っている。
ここで正規直交な1形式を$${e^{a}=e^{a}_{b}dx^{b}}$$と2脚場で表し、計量はEuclid化されているとする。つまり$${ \eta_{\mu\nu}=\delta_{\mu\nu} }$$である。なお

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