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(2)生徒の代表システムを知ろう

こんにちは。
「ピアノ教室のちょうどいい」を考える、ラポールで人間関係をマネージメント!のはるよ★学びです。


コミュニケーションの意味は、相手の反応でわかる

NLPとは、自分の思考を変えるための自分とのコミュニケーション術です。NLPを学んだり、NLPを使ったコーチングを受けると脳の視点が変わり、意識が変わります。問題の見方が変わり、望ましい状態をつくりやすくなっていきます。

ただ問題があるとしたら、NLPは時間とお金がかかります。時間とお金をかけてNLPを学んでみれば、とても有意義なものに違いないと思います。ですが、今ある問題をまず解消したいなら、ラポールのスキルを実践してみましょう。

私も初めに取り組んだのはラポールでした。ラポールは相手さえいれば、可能なスキルです。

そして今も何かに行き詰ると、たいていはラポールが切れている(心の橋が渡っていない)状態なのに気づきます。そしてラポールによるコミュニケーションは、他者にたいしてだけではなく、自分への理解にも深くつながっています。

相手の反応が大切

コミュニケーションをした結果は、相手の反応でわかります。

例えば、生徒のレッスンで「練習をしてこようね」と先生が言ったとします。その時は生徒が
「たくさんしてくるよ」と言ったとします。でも次にレッスンに来た時は、全くしていなかった。

その時の生徒は調子よく言ってはいるものの、結果が伴っていない。
本当のコミュニケーションには至っていないことがわかります。

指導者は、結果の伴っていない生徒を責めるのではなく、結果が伴うコミュニケーションにするために、別の言い方や指示の仕方を考えていく必要があります。

でも、その前に、ラポールをとります。

ラポールは聴き方です。相手を観察して、相手の認知の仕方、理解の仕方をつかみます。

  • 生徒を尊重して、生徒の今の状態を把握していただろうか?

  • 生徒は、そもそも本当に聴く気があったのか?ないのであれば、どこをサポートしていかなければいけないのか?

レッスンでのやりとりを重ねて、生徒の考え方や行動がわかってくれば、どのように手を打てばいいかわかってきます。

ところが、子どもは大人と違って、言葉を使うのが得意な子とそうでない子がいます。考えを知ろうにも、考えを語ることがないお子さんがいるのですから、困ってしまいますよね。それで、コミュニケーションの認知システムを知ることで、少し容易になります。

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