人は、幸せよりも安心安全に向かう
ピアノをやめてしまうのは、私が悪いから
人間は、幸せなことよりも、安心安全に向かう生き物なので、自分がストレスの多い中にあると、自分を守ろうとする力が働きます。
そして、自分が「怖い」「いやだ」という気持ちを、ずっと持ち続けているのは、かなりストレスなので、似たような状況になると、素早く安全な状態を確保する行動に向かうのです。
わたしは、自分が「ズキッ」とすると、わたし自身に向かう(クセ)があります。
ピアノの生徒さんがやめてしまう時
「あれをしてこなかったから」
「お子さんを伸ばせなかったから」
だからやめてしまうんだ!
と、ずっと信じていました。つまり、罪悪感、です。
保護者が何か言われる時、
保護者が
=わたしの言った「何か」に反応している
または
=わたしのしている行動に問題がある
と、今は考えられるようになっています。
自分が悪い、と思っていると自分の考えから離れられずにいるので、どうしても自分から外側に働きかけられません。
そのため、考えているだけではものごとが停滞して、状況も変わらないのです。
ところが
=わたしの言った「何に」反応しているのか?
それとも
=わたしのしている行動に問題があるのか?
と、とらえられると
その後の行動が変わってきます。
自分が悪い から抜けられないのは、自分の深い部分が傷ついている状態
傷つくとは、つまり、
自分=価値がない =能力がない などという「証拠はない」が、「自分にとっての真実(自分には価値がない・能力がない)が証明されてしまった」と感じている状態です。
「自分にとっての真実」を「ビリーフ」といいます。
心が落ち着かないと「何が起こっているのか」を潜在意識で探し出し、そう思う原因をつきとめることで、自分のビリーフを見つけて落ち着いていきます。
生徒さんが退会するのは、わたしの行動の何が足りなかったか?どうすれば、このような問題がなくなるか?
と、自分の内面で、いま、起こっていることの核心部分に、サクッと深く、核心に向かうようになっていきます。
すると、現実世界の展開がとても早いです。
ここで考えるべきは、自分はいま、何が出来るか?
何を変えられるか?
です。
要するに、行動を変えるのです。NLPは行動を変えるだけのものです。
相手は変えられない。自分を変えるのです。
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