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来た。これぞ、ひとめぼれ。

こんにちは。
あなたは、一目惚れしたことありますか?
その時どうやって恋に落ちましたか?
いえ、どうやってなんてものは なかったと思います。

一瞬ですよね。
気づいたらもう、頭の中その人のことばかり。
どうやって近づこうか、連絡先を聞こうか、、どういう人なんだろうか、、、

と、その人を知っていく過程の前の段階、
本当に
ザ・これが恋に落ちた瞬間の出来事を書こうと思います。(私事のお話で恐縮です)

1.目的は神社御礼参りのために

1月某日

御礼参りのためだけに京都に訪れた私は、朝から神社巡り。
回る計画も十分に建てスケジュール通りに参拝できるようにしていた。
普通、御礼参りは12月末までにするものでは?
と不思議になる方もいらっしゃるかもしれない。

しかし、私が昨年京都に神社巡りをし始めたのは4月のこと。
そこから1年間と考えていたので、翌年3月までにお礼参りができていれば
いいかなと考えていた。

早朝から新幹線で京都へ向かい2時間弱で到着。
バスで向かうは清水寺。

①清水寺の地主神社(ご縁の神様)へ→御守りをお返しするために1番行かなきゃと思っていた。前もって調べていたら現在社殿修復工事の為3年は閉門しているとのことだったので、清水寺の受付で御守りを渡した。
本当なら本殿まで行ってきちんとお参りさせていただきたかったが、仕方ない。

②豊国神社へ→昨年春と夏に訪れた。絵馬も書いたのでしっかり御礼を。到着するとすぐに、何かのご祈願か何かの昇殿参拝が行われ始めた。
ラッキーだった。式最中は神様が降りてくると聞いたことがあったから。

パワーを頂ける豊国神社

③長建寺へ→夏以来のお参り。夏は蚊がすごくて足首ものすごく刺されたのを思い出した。10年以上前はお寺に和尚さんいたけど、今は無人。


④車折神社・芸能神社へ→春に訪れていたのでスムーズ。
平日のわりには人が多かった。芸能神社にお参りしている人が多いが、本殿から先にきちんとお参りしたほうがいいよ〜。


誰もいないところを狙ってパシャリ


2.出会いは一瞬だった

芸能神社で御礼参りを済ませ、ここまで予定していたより1時間ほど早めにスケジュールが進んでいたため、
昼食をと嵐山へ向かいました。
前から気になっていたお蕎麦屋さんのよしむらさんへ。

お昼時だったので、混んでいた。今から30分待ち。まだ下鴨神社と河合神社の御礼参りがある私は食事時間を頭で計算し、ここでは無理だ、、、と諦めた。

自分自身に「今回の目的は御礼参り!全て終わるまで寄り道しない。」と心の中でつぶやきながら、来た道を戻る。

歩いていると人力車の俥夫(しゃふ)達が目の前に立っていて
目線をふと目の前にいた俥夫に向けると目が合った。そして「人力車どうですか〜」と客寄せ的な口調だったと思う。目は数秒間合ったが、その声は私に向けられたものではないのはわかった。

でも、

その瞳にグッと惹きつけられた。

ちょうどマスクもなく表情もしっかり見えた。
もう、顔面が完全に好きだった。

その瞬間、心臓がドクドク動く始め、どんどん早くなり
その俥夫さんの目の前を通り過ぎると、
「戻りなよ!戻ってあの人の人力車乗りたくない?」
ともう1人の自分の声が聞こえてきた。

それでも私はその声を無視して駅へ歩き続ける。
「ここから戻って30分でも人力車乗ろうか、いや、予算もあるし
時間だって限られてる!あと2つ神社行くのに!でも、何このドキドキ!」

駅近くのバームクーヘン屋さんに引き寄せられて店内に入る。
買い物をして外へ出ると、さっきの俥夫さんが
人力車をひいて私と同じ方向へ向かっているのが視野に入ってきた。

「え?タイミングいいな、、、、」

私はしばらく彼の動きを歩きながら目で追った。
(はい。ここからしてもうやばい人よね笑)
心の中でどうか私に気づいて「人力車どうですか?」って
近づいてきて〜!と叫んでいた、笑

彼は駅とお店の脇道に入って行ったのでそれをチラッと横目で見て
少し立ち止まる私。
向こうは気づいていない。

「電車に乗らないと!」
諦めて嵐山線に乗った。改札に入ると電車が入ったばかり。
次の電車の中で待っている間も彼のことばかり考えてしまう。
「どうしよう、今なら戻れるよ?」
心の声がずっと私に話しかけてくる。
「でも、今回はお礼参りなの!」と打ち消した。


結局私は行動できず、嵐山に戻ることはなかった。


しっかりその後、下鴨神社と河合神社にお参りした。

清水寺の地主神社に去年の4月にお参りした時に「ご縁を!出会いを!」
と、恋お守りとご縁お守りを2つも購入したのに、
全くこれといった出会いがなく
「何も起きませんでしたね」と、お守りを返しに行ったその日の数時間後に
恋に落ちる(笑)←ど〜ゆ〜こと〜??(笑)

出会いに執着していたのかもしれませんね。
そして、お守りを手放すと同時に念が解き放たれて、今回の一目惚れに
繋がったのかもしれません。


帰りの電車の中、今月中にまた京都へ行こうか考え始めている
自分がいた。次回は推しの俥夫目当てで!
人力車も予約できるし、指名もできるはず!
と軽く本気になっている。

とにかく1回お客として行って話してみたい。もちろん彼にとっては
人力車は仕事だから、私をお客と思って接客するだろう。
でも、どんな人なのか、人となりを見てみたいと興味津々なのです。

お金と時間を使ってそこまで確認したいか?
したい。あと1週間〜2週間このまま気持ちが治まらなかったら
いざ京都へ。


あなたなら、どうしますか?
行動起こしますか?



お読みいただき、ありがとうございます。




おしまい

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