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駆け抜けろ、甘い憂鬱と愛しき日々(鬱抜けメモ)


こんばんは。今日は5月の終わり。日付変わっちゃうけど。

私は今日で一応、長かった自粛期間が終わる。お疲れ乾杯〜って事で、鬱抜け必勝メモ残しとくね。(太字だけでおっけーよ)


4月の7日から5月31日まで、私は仕事を休業していた。2019年入社の私は、まだまる1年働いただけの新人だ。もうなにがなんだか。

2018年上半期頃、仕事をしていなかった時期に私は鬱を経験した。何もすることのない終わりの見えない無限のような時間は自由でもあり地獄でもあった。それを私はよく知っている。就職に至るまでは、これまた紆余曲折あったが(後日書きます)2018年9月以降からは、ひとまず症状は落ち着き、良きアルバイト先に恵まれてその流れで昨年4月からは正社員として現職に勤めています。

そんななかで再び訪れた、膨大な時間。不透明な未来。休業が決定した時、最初は正直喜んでいた。正当な理由でズル休みしているような気持ち。4月はほとんど、オンラインゲームをして過ごした。幸せな堕落。午前3時4時に寝て昼過ぎに起きる、なんてこともしばしば。

だがある日、オンラインゲームで昼夜逆転していた私は午前4時にインスタントラーメンを食べる。ジャンクな味を楽しんでいたはずだったが、完食後胃の異物感に吐き気を覚え、全て吐いた。そこから鬱時期に感じていたような不安感がぐるぐる、息も変になり結局落ち着く頃には朝日は登りきっていた。当時、オンラインゲームを一緒にしていたネットの友達が、電話口から聞こえる私の息の荒さに気づき、心配してくれたことはとっても心強かった。

それからは健康に気をつけた生活を心がけるものの、日々、また不安感を思い出すのをとても恐れていた。そんな中で決定された5月の休業延長。嬉しい気持ちと、やっていけるかなという気持ちで迷っていた。

電気を消して寝れない日も、食事が憂鬱な日もたまにあったが、それでもなんとか無事にこの難曲を超える事ができた。

私を救ったのは散歩だった。

散歩の力は偉大だった。散歩は5月になってから、しない日の方が少なかったように思う。時には16キロ歩いた日もあった。

「とりあえず、動く。」

これがわたしの鬱抜け必勝法。もちろん一歩も動けないときもある。それは仕方ない、けど、見方を変える。

水を飲む。

窓を開ける。

空を見上げる。

一歩も歩かず、外にも行かずに起こせるアクションがある。

そうだ、私は2年前人の手を借りながらもこうして駆け抜けていったんだ。

鬱症状は案外わかりやすい。

睡眠不足、日照不足、ジャンクフード、運動不足、コミュニケーション不足、水分不足、画面の見過ぎ、などなどそれらの条件が重なるとやってくる。ね、簡単。

そらそうよ、しゃーない。

私は2年ぶりの再発か?と恐怖したけど、今回は自らの手で乗り越える事ができた。コロナに与えられた2ヶ月の試練。なんだか私への2年ぶりの抜き打ちテストみたい。けど私はまたここで1つ成長ができた。今回はちゃんと動けた。

自分のことも褒めた。

今ではこの2ヶ月を愛おしく思っている。残しておきたくてnoteも始めた。読んでくれた皆、どうか幸せになってほしい。遠く離れていても、愛しています。大丈夫、世界は今肉体的にも精神的にも苦しいことだらけだけど、その全てが愛おしい大事なみんなの時間。ひとまず、


おつかれ、あたし!


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