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Holistic Inspiration Tea:ハーブティーのブレンドについて

館のオーナーNaokoです。

フランスのフィトテラピーを学び、AMPP(フランス植物療法普及医学協会)というフランスの機関認定のメディカルフィトテラピストの私。

フィトテラピーは超ざっくりいうと西洋版漢方みたいなものです。
ハーブ(野菜など植物性の食べるもの全般も含んでいます)やアロマなどを使って、そこに含まれる植物の薬理作用を、人間がもともともっている自然治癒力や免疫力を高めたりすることに利用する療法。

ハーブをブレンドするための、効能や禁忌などの知識はもちろん押さえているけど、私がハーブをブレンドする時、実際のところ、知識とは違うレイヤーの何かを使ってブレンドしていて、それが何かと言われても難しいけど、まぁ直観であることには間違いなく、ナチュラルにできてしまうことでもあります。

同じハーブでも、タイミングによって「本来このハーブはこういう効能だけれど、あー、今日はこのハーブ、それじゃなく、こっちに作用しそうだな」「この人にはこのハーブよりこっちの子の方が今はあってるな」みたいなことで、なんとも説明しがたい。

ハーブには、頭痛とか湿疹といったような症状に対して作用する成分だけでなく、イライラとか悲しいとかそういう気分や感情を緩和するような成分も含まれています。そして、ハーブは古代から使われているものも多くあり、そういう意味では使われてきた国や時代背景など多様な文脈をもつものでもあります。

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だから、インスピレーションが降ってきたときには、どれに引っかかって降りてきたのかわからないことも多いのです。

お客さまが館に来る前の時点で「今日はこのお客様にこのハーブを飲ませないといけない」となぜかピンときて、お客様が館に来てからその日の状態や近況などお話をお聞きしてると「あー、だからこのハーブが必要だったのかー」と、後追いで理由が分かることもあります。

館でのYuKAのメンテナンスボディワークの時に、YuKAがボディリーディングしてカラダから聞いた声やメッセージを元にハーブティーをブレンドする時も、フィトテラピーの知識よりは、こっちの直観を使っています。

しかしハーブとは本来そういうものなのではないかという気もしていて。

植物が持ってる力というのは効能以上の何かがあり、効能だけでみたとしても明らかになっていないところがまだまだ多い。ゆえに、本の知識では追いつかないというか、もっと感覚が必要というか。

さらにいうと、私、お店で売ってるブレンドハーブティーに全く惹かれないのです。

なんか意識と魂が宿ってる感じがしない。大量生産されてるようなものは特に。

もちろん買って飲んだりもするけど、それを飲むときには、効能やエネルギーの変化みたいなものを、実はそこまで期待していないように思います。

以前から複数の人に「なおさんがハーブを混ぜ混ぜすると、何かが違う。美味しくなる。効く。」と言われることがあって、それはおてんばベーカリーもそうなんだけど、私は決してハーブを自ら土で育て生産するところからやっているわけではないので、あくまで市場に流通しているハーブを仕入れてブレンドするところからなのですが(少なくとも今は)、それでも、そういう違いがあるのだとすれば、やはりそれは意識や直観によるものなのではないかと感じる今日このごろ。

ハーブに関してあんまりこういうことを言ってこなかったけど、これからは、このハーブに関する直観はもうちょっと使おうかなとか、言っていこうかな…と思ったりして、さらに研ぎ澄ませて行きたいとこでもあるので、とりあえず書いておきます。

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ちなみにフィトテラピストなので精油も扱うけど、私のこの直観は、精油にはあまりビビッとこないのです。時々あるけど、頻度が高くない。

なので、精油、オイルに関しては基本的にはYuKAの領域かなーと思ってます。

こちらもぜひ読んでみてください!「オイルのバイブスをよんでみた

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