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ウェルビーイングのニュアンス

表参道のウェルビーイングスタジオNative Stellar Alchemy(通称:館)のオーナーNaokoです。

ウェルビーイングスタジオという言葉を使っているので、「ウェルビーイング」という言葉については、このnoteのなかでも時折説明してきたように思うけれど、基本的に、一般概念としてウェルビーイングとは「心身ともに、そして社会的にも健康で幸福な状態」というふうに理解されている。

つまり、ウェル(いい感じ)のビーイング(状態、そのまま)といったニュアンスの意味として。

でも、ビーイングって「存在」って意味でもある。
何かしらの気配というか「いる」「ある」という感覚というかね。

ちょっと前に書いた記事で、あらゆるものには精霊なのか何なのか知らないけど、日本的にいうと、すべてのものには魂が宿っているという、八百万の神的な発想がある。

そういうときの、あらゆるものに入ってるなにか、というのが、英語の場合だと「ビーイング」に相当する。

近年私は、ハーブや鉱物いじりをしていて、ハーブの場合だと、plant spiritという言い方が一般的な感じではあるし、石の場合でも、この石のなかにいるスピリットたち、という言い方をしたりもするけど、Stone beingという言い方もしたりする。

だから、そのあらゆるもののなかに入ってるスピリット的なにか、妖精さんでも天使でもいいけれど、そういう存在が「ビーイング」という感覚なのだなーと思う。

んで、話は戻ってウェルビーイング。

人間もHuman Beingである。Stone BeingではなくHumanのBeingである。Human界のBeing。

だから、幸福な状態だとかなんとかっていうよりも、単にまずは存在なのだなーと、ふと思う。

ウェルビーイングといったときに、なんとなく「一人ひとりの個人の健康と幸福」みたいなイメージになってて、世の中のウェルビーイングサービスがそういう雰囲気での展開になっているように見える。ウェルネス的な。

別にそれがいいとか悪いとかではないんだけど、
私の感覚では、鉱物界におけるビーイング同様、人間界におけるビーイングだから、まずは「存在」なのである。

なので、私にとってウェルビーイングというのは単に「人それぞれが思い思いにいい感じの状態でいる」というレベルを超え「良い(well)存在(being)である」という感じなんじゃないのかなーと思っている。

私は「ウェルビーイングスタジオ」というジャンルを作って表参道で活動しているんだけど、この「良い存在」としてのウェルビーイングという概念であったほうが、自分がやっていることを包括的に説明できているような気がしてしっくりくる。

地球を、そして宇宙を構成する要素としてのビーイングの一部なのだから、良い存在であらねばならない、地球や宇宙に存在させてもらう以上、よき市民(ビーイング)であったほうがいいよね、という感覚が近い。

ヘリクツのように聞こえるかもしれないけどさ。

では、良い地球・宇宙市民的ビーイングはどうあるのが良いのかというと、せっかくこの星に物質的な肉体を備えて生まれてきたのだから、どんなことでも体験し、そこから何かを感じ取り、学び、誰か他の人と比べてではなく、そのままの自分自身の存在を喜び、楽しみ、できればその明るい空気感を愛としてどんどん周りに放射状に広げていけたらいい。

願わくば、なぜ地球を選んで生まれることにしたのか、何しに来たのか、何を体験してみてくて来たのか、何を成し遂げたいと潜在的に、魂レベルで望んでいるのか、そういうことを知った上で、地球・宇宙市民として存在しながら、地球旅行、地球ゲームを楽しめるといい。

そのために、自分は一体何が好きなのだろう、何をやっているときが楽しいのだろう、何にワクワクするのだろう、特に好きなわけではなくても得意なことはなんだろう、気持ちがざわざわするのはどういうときなんだろう…etc…と、自分について探求していく過程がきっと必要。

だからこそ、みんな、診断や鑑定、分析、セラピー、カウンセリング、セミナーといったさまざまな方法で、自分を知ろうとしているんじゃないかな。

ハートで感じられる、号泣を引き起こすほどのなにか琴線に触れ、共鳴したものこそが、きっとその人が本来求めていたものだろうし、それをやっていくことが、その人にとっての健康的で幸福な状態ということになるのだろう。

内側から、自分自身で自分を満たすことができれば、他からエネルギーを奪うこともないし、豊かな循環が生まれる。

そうあることが、地球に生かされているビーイングとしてのウェルな状態なんじゃないのかなーって思うのよね。

逆にそれができなければ、魂のブループリントとの間で摩擦、軋轢が生じて、結果として心身に不調和をもたらすことになってしまい、不健康・不幸せな状態(ウェルネス、ウェルビーイングの逆の状態というか)ということになってしまうのかもしれない。

で、ここまで来ると一周回って「ってことはやっぱり、ウェルビーイングって心身の健康ってことなんじゃん」ってなるんだけど、表面的に健康か幸せかといった、個人単体で見た話ではなく、その下に潜む本質的な、包括的かつ相対的な話を踏まえた上での話だよ、ということが前提として共有できていないと、なんか、流行り言葉の消費に見えてしまうし、本当のウェルビーイングを考えていくことが難しいんじゃないかなって。

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Native Stellar Alchemy(通称:館)は南青山(表参道)にある、紹介制・会員制のウェルビーイングスタジオです。紹介制ですが排他的にしているわけではないので、表参道でサービスを受けたい方、各種ご相談がある方、ご興味がある方はサイトをご覧の上、お問い合わせください😊

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