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本音で語り合うということ

私は「かっこつけたがり」だ。

だから、文章を書くのも理解してもらえるように、数時間かけて書いたほうがいいと思ってしまう。

しかし、ここ数日の人生で最高にドラスティックな出来事について、時間をかけて書いていたら、私の宝石箱のようなキラキラした感覚は時とともに流れ去ってしまう。

伝わるかどうかはともかく、とにかく書いておこう。

自分の想いを紡いでおこう。

だって、今の文章力が自分の実力なのだから。

「新世界カンファレンス」というイベント


12月12日に「新世界カンファレンス」というイベントが開催される

私はそのイベントでプレゼンターをしたかった。

そのプレゼンターとして登壇するために、10月17日にオーディションを受けた。

「すべての人がやりたいことを一緒にやれる世界、それは誰からも見下されない世界。」

そんな世界を私は創りたい。

そんな内容のプレゼンをした。

結果、オーディションに合格することができた。

しかし、私のやりたいことは、プレゼンターとして登壇することではない。

そう氣がついた私は、プレゼンターを辞退した。

それ以来の数日間、私は最愛の彼とひたすら話をしてきた。

別れ話まで持ち出して、彼とガチンコの勝負をしたのだ。

泣かなかった彼が本気で泣いた日

彼はとても優しい人だ。

昔、鎮痛剤のCMで「優しさでできている」というフレーズがあったが、彼は「混じりっけなし100%優しさ」でできていると思う。

そんな彼は「俺は泣かない。なぜなら、俺は麒麟だから。」とよく言っていた。

私は麒麟が泣かないのかどうか知らない。

でも何があっても彼は泣かない。

(あ、一度だけあった。でもポロッと一粒泣いただけだった。)

彼はカッコつけているのだろうな、とずっと思っていた。

オーディションで「『誰からも見下れない世界』を創りたい」と言った私は、徹底的に彼を見下さないための作業をした。

それは「彼の過去の話を聴くこと。彼が話してくれる内容に真摯に向き合うこと。」だった。

彼は、話してくれた。

18歳で上京するとき、大好きな母親を離れて暮らすことがどんなに悲しいことだったのか。

大好きな息子と離れ離れで暮らすことを母に強要してしまったことが、どれだけ苦しかったか、を。

彼は泣いた。

今まで見せなかった、心に溜めていた想いと共に泣いた。

彼の涙は、私にとってダイヤモンドより美しく見えた。

自分の丸裸な心を見せる

とにかく彼と私は話した。

話しているうちに自分達の本心に気が付いたこともあった。

それは私たちのSEXについての考え方だった。

過去の出来事がこれだけ色濃く影響するものは、SEX以外にあるだろうか?

(あるとしたら、お金にまつわることだと思う)

SEXについて掘り下げたことで、二人の間でなんとなく問題になっていたことが浮き彫りになった。

お互いの過去をさらけ出したことで、私が心ゆくまで満足できるSEX ができていない理由が分かった。

お互いの話は正直強烈だった。

聴いてびっくりした。

話すことは、とてもとても勇氣の要ることだった。

でも話せる雰囲気だったし、話しても大丈夫な関係が私達にはあった。

だから、とにかく自分の過去の哀しかったこと、苦しかったことを包み隠さず話した。

心の奥底に溜まっているヘドロのようなものと共に吐き出した。

その結果……。

彼と心から打ち溶けあうことができた。

SEX以外でも、日々感じる「なんで彼はこういう行動を取るのだろう?」と些細な疑問がどんどん解消されていった。

本氣で心の中のことを相手に伝えることは、とても恥ずかしい。

カッコつけたくなる。

心の奥底を見せてしまったら、嫌われるかもしれない。

その恐怖で本音は言わないようにずっと過ごしてきた。

でも「等身大の自分」というか、自分そのものをさらけ出すと、相手が素の自分を受け入れてくれる。

相手も自分を過大評価も過小評価もすることがなくなる。

そして、ただただ相手が愛おしくなる。

それだけになる。

今までよく頑張って生きてきたね。

よくその悲しみ、苦しみを乗り越えてきたね。

そういう想いを感じながら、相手の人生をただただ抱きしめたくなる。

そんなことをここ数日ひたすらやっていた。

これからの私達

すでに50歳になっている私達。

世間では、立派に稼いで子供を養っている人達が多くいる年齢だ。

それに対し、私達は自分で生活を成り立たせる生業をしていない。

そういう意味では「社会不適合者」だ。

でも、氣がついた。

私達は「規格外」なのだ。

そう、JISの検査に弾かれてしまうような存在だ。

でも……だからこそ……、私達にできることはある。

そう氣が付いたのだ。

これから、ある場所に移り住む。

海があって、山があって、平屋で今より部屋が一部屋多くて、二人で一緒にお風呂入っても足の伸ばせるお風呂のある家。

そんな家に引っ越す。

(実際はそこまで大きなお風呂ではないけど。笑。

でも今のアパートのお風呂より格段に広いお風呂であるのは確かだ。)

その家の一部屋に「ひだまり」というサロンを創る

彼の「相手を話を黙って聴ける」という大きな強みを活かせる空間を創る。

そこは、元板前さんの彼が作る料理を食べることもできる場所でもある。

私の「相手のやることにとことん付き合える」という強みも活かせるだろう。

そして氣が向いたら、私達ができるダンスを披露したり、教えることもできる。

あるいは、私が最近修業して体得した「氣功」をすることもできるだろう。

ただただ居心地のよい空間として、昼寝してしてもらうこともできるだろう。

そんな空間を創っていく。

そこで過ごすためにはお金は要らない。

すべて、無料だ。

そんなチャレンジジングなことをやっていく。


「ひだまり」については、また改めて詳しく語ろうと思う。

だって、まだその移り住む家を今日これから見にいくのだから。

氣の早い話だ。

まだ足を踏み入れたことのない家でやることを、堂々とここに書き記しているなんて。笑。


「すべての人がやりたいことを一緒にやれる世界」

そんな世界を実現させる第一歩として、彼と私がやりたいことを一緒にやれる場所「ひだまり」を創っていく。

そう決意を固めた二人の絆は、しなやかでちょっとやそっとでは切れない絆へと生まれ変わった。

そんな二人を応援してくれる人をそのうち募集する。

あなたに応援されるように、素敵な「ひだまり」を創っていこうと思う。

そのときは、よろしく。


長々と読んでくださり、ありがとう。

心からの感謝とともに。



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