見出し画像

肌の常在菌を変えると皮膚炎の痒みは引く

顔の菌を変えてみると最大2日間の痒みを抑える効果がありました。

こんばんは、いむです。


菌を変えるとはどういうことなのか…?

脂漏性皮膚炎ならばマラセチア菌、アトピー性皮膚炎ならば黄色ブドウ球菌が増殖して肌に悪さをすると言われています。

寺田本家さんと出会って菌マニアになっていた(ニキビ編にて)私は、顔に対する菌にも興味津々でした。

顔にこの寺田本家さんのシュワシュワしてて元気に生きている乳酸菌をつけたらどうなるのだろう…

そんな考えが思いついたらもうワクワクが止まりません。

早速、そんな寺田本家さんの生きた乳酸菌がいる酒粕を顔に塗布しました。

(このときは、抗生物質で浸出液を止めていたときで、無洗顔によって抑えられていた痒みが再発したときでした。)



塗布した直後から痒みが消失する

キンキンに冷やした酒粕が効果抜群で、まず冷たいので痒みを忘れられ、その間に酒粕の乳酸菌がその悪さをする菌に勝つのか、10分もすると痒みが一切無くなります。

更に、酒粕は美白効果もあるため、脂漏性皮膚炎の赤みも多少引いているのを感じました。

これは…!と思いました。遂に遂に遂に、この脂漏性皮膚炎を治してくれるものと出会えたか…!

と思いました。


しかし、2日後にはまた元通りに痒みが戻ってきました。

あの痒みが2日間ないだけでもだいぶ楽ですが、また出てきてしまうんですよね。



このときはステロイドを使う極手前のときではありましたが、ギリギリまでステロイド以外のものでどうにか治せないか…と模索していました。

毎日塗布していれば確かに痒みは出てきません。でも、また塗布し忘れたりしてしまえば痒みがすぐに出てきてしまいます。

それは、ただ菌を変えただけで、肌は変えられていないからだと思います。

菌だけ変えたとしても肌の炎症を抑えることが出来るわけではないので、また悪さをする菌が優勢になってしまうのだと思います。

菌を変えるだけでは肌を治すことには繋がらないのだと、落胆しました。


様々なアプローチから脂漏性皮膚炎を治そうとしても、菌のように一瞬治るものはあっても、やはり完治には至りませんでした。

色々試しても、最終的にはステロイド以外に脂漏性皮膚炎を治してくれるものとは出会うことが出来ませんでした。


ただ、菌を変えるだけで一瞬でも痒みを引かせられることに気付けたのは、大きな気づきだったと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?