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印象派について

おはようございます。fleurs de voyageのlouis(ルイ)です。

先日、「めちゃくちゃわかるよ!印象派」という本を買いました。
山田五郎さんが書いた本。youtubeで発信していた内容を、本にまとめたものだそうです。
私は、アーティストの曲をYouTubeで聴いたりしますが、それ以外はあまりYouTubeは利用しなく。
こういう話は、特に本で読む方が好きなので、少しづつ読んでいます。(そう書きながら、面白いと思って見たyoutubeもありましたが)

印象派を初めて好きになったのは、中学生の頃です。ここまではっきり言い切れる理由は、中学生の時使っていた音楽の教科書の表紙に、モネが描いた「日の出」が載っていて、なんとなく惹かれたのです。
これといった理由はないのですが、、

絵を美術館やギャラリーで観に行くきっかけになったのは、音楽学校の時のクラスメイトが「美術を観ると、音楽の表現が豊かになる」という一言から、意識的に観に行くようにしました。
初めの頃は、ケチですが、入場料がかかるところは避けてました。
ですが、だんだん観ることが楽しくなり、美術館で観ることもしていき、今は無料だからとか、有料だからとかは関係なく、観たいと感じるものを、観ています。

見たいものを見る!これだけを何年も続けてきましたが、振り返るとほとんどが印象派時代の作品ばかりです。
もちろん、違うのも観ますが、、

印象派は、モネが描いた「日の出」が当時酷評で、「印象的な作品だ」と皮肉を言われたことが、原点だと言われています。ですが、その後「印象派」と言われるようになり、たくさんの画家が作品を残しました。それが、今現代も人気が受け継がれていますよね。

昨年「100%モネ」というキャッチコピーで話題になりました展示は、モネの作品のみの展開で、とても来場者数が多かったと聞きました。そして、今年も10月から、モネの展示が始まる。今回は、マルモッタンモネ美術館所蔵の作品が多いと聞き、今から楽しみにしています。

印象派時代の作品は、風景作品も多数あります。これは聞いた話によると、この頃、絵の具の開発がかなり進み、チューブ状の絵の具が開発され、外でも絵を描くのが可能になったからだそうです。

印象派と言われる前、モネは写実的な絵を描いていました。1回目は良いが、2回目のサロンで落選します。その後に日の出を描いたそうですが、その当時、写実的な絵が流行っていたそうです。

元々、写真技術がなかった頃、見た目通りに描ける絵師を、とても重宝されていました。ただこんなエピソードも聞きました。
マリーアントワネットが、お気に入りの絵師がいたそうで、その方に「自分を美しく描いてほしい」と頼んでいたそうです。
ですので、今現代の言葉だと「盛っている」作品かもしれません。
そこだけをクローズアップすると、え?なら本人とかなり違う絵なのかな?と表現に対して否定的に思ってしまいますが、今現代のプリクラがそうですよね。
個人的には盛りすぎだと感じますが、加工をたくさんして、プリクラを残す。今から何百年も経ち、もしプリクラが発掘されたら、何百年前の人は、こんな顔をしていたのか?なんて議論されるのかもしれませんね。

そして、写真が生まれ、写実的に絵を描く必要がなくなりました。印象派が人気となったのも、そういう歴史的な背景もあると感じます。

現代写真だと、hiromixというアーティストが話題となりました。写真作品という概念を変え、今はなき写真新世紀でも受賞をし、色々な媒体で活躍をされました。
写真はこういうものだ!という概念を変えた人の一人だと感じます。
蜷川実花もその一人ですよね。色彩が鮮やかで、蜷川実花が出てきた後、似たような色彩感強い作品が増えましたが、やはり蜷川実花がパイオニア。それは今現代も感じます。

携帯電話がかなり進化をし、携帯電話で写真を撮れるよになりました。
今スマートフォンでの写真撮影は、色の鮮明さもだいぶ進化され、Instagramなど、自分を表現できる媒体も増え、写真がより身近になりました。それはとても良いことですが、あまりにも写真が世の中に溢れだし、飽和状態となり、写真コンクールの未来が大変だと聞きます。
人は新しいものに新鮮さを感じる傾向があるため、じゃ次は何がいいの?と。
それで、写真コンベに動画も対象になったと聞いています。

先日、ピアニストのフジ子・ヘミングが亡くなりました。その影響で、テレビで特番や、過去の放送を再放送したりしていたので、いつくか録画をし、後日みました。
フジ子・ヘミングは、ピアニストですが、独特な絵も描くアーティストでもありました。
そしてフジ子・ヘミングは、ピアノの音の色彩感を大切にしているとおっしゃっていました。だから絵も描けるのだと、自身の才能を自身で褒めていました。

印象派時代の画家は、同世代の音楽家との交流も盛んだったと言われています。
ドビュッシー
ラヴエル
サティ
などなど。
ドビュッシーは、葛飾北斎の絵からインスピレーションを受け、交響曲「海」を作ったというエピソードがあります。

ピアニストの清塚信也が司会の、「クラシックTV」で以前こんな話をされていました。
短調は暗い音楽、長調は明るい音楽で、なぜそうなるのかは、音楽理論を学ぶとわかる。だけど、全く音楽理論を学ばなくても、音楽を聴くと、あ、これは明るい曲だね!とか、暗い曲だねとわかる。
理論を知らなくても、誰もがわかる理由がわからない。
と話ていたのを聞き、とても興味深いと感じました。

確かに何故わかるのか?

それは、いまだにわかりませんが、音楽を聴き映像が浮かんでくることも誰しもありますよね。だから、印象派時代の画家は、音楽家との交流が絶えなかったのだと感じます。

私はヒーラーからヒーリングを受けた後、透視能力が開花し、視えない世界を視える能力を授かりました。その世界を描き、本当は視えない存在に一人一人が守られている。だから本来はもっと自信を持って自分を表現していいのだよ!と感じる絵を描けたらと思い、日々勉強しています。

音楽学校に通っていた、学生時代は、今からもう何十年前の話です。
クラスメイトの何気ない言葉を聞き、その答えを探しに何十年も行動してきたことが、こういう結果に結びつくのは、当時の私からしてみたら、想定外ですが、今まで真っ直ぐ続けてきた行動を大切にし、表現していきたいと思っています。

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