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食べものの好き嫌いが増え続ける息子2歳。解決してくれたモンテッソーリ的アドバイスとは?


我が家の長男はもともと好き嫌いが激しい方ではない。しかし、2歳になってからというもの日に日に食べ物の好き嫌いが進み、今ではおかずはつくねとハンバーグ、ご飯は決まったふりかけ、お味噌汁は豆腐と大根しか食べなくなってしまった。

大好きなものはたまに出す、「うどんとラーメン!以上」といった始末。(麺類は栄養不足になりそうで頻繁に出さないようにしていたのだが)

食べるだけマシなのかもしれない。でもこうなってくるとスクールに持たせているお弁当もだんだん同じおかずばかりになる。

息子の栄養バランスばかり心配になり、かろうじて食べてくれるさつまいもを追加してみたり、みかんやいちごなどのフルーツでごまかしてみたり。

仕舞には同じものばかり出てくるため息子ももちろん飽きてしまい、最後は全く手をつけてくれなくなる。

そんな日は残飯をすべて捨て、また次の食事を作るの繰り返し。母親としては全残しされるとモチベーション的に本当につらい。

そんなとき、ちょうど息子が通っているモンテッソーリスクールの親子カンファレンスがあり、先生と面談し息子について相談できる日がやってきた。

モンテッソーリ教師の担任の先生に息子の食の好き嫌いを相談してみたところ、返ってきた回答は目からウロコだった。

●モンテッソーリ教師からの指摘とアドバイス

・ご飯をおにぎりやボール型など毎回おなじ形状で出していないか
・おかずの種類が多すぎないか。可能であれば、ご飯、野菜、おかずの合計3種類でシンプルなプレートまたはお弁当にする
・大人も一緒に食事を始める

以上。

え?これだけ?

理由としては、見た目が同じ形状のものだと飽きてしまうため手を付けなくなる。同じ内容のご飯でもいいので形を変えて出す工夫をすると、「楽しい!面白い!」といった感情が湧き、食に興味が湧く。

おかずの種類が多くあれもこれも出しすぎると、食べるための集中力が切れてしまうため、品数はシンプルにする。

食事がスタートしたときに大人がうろちょろしていると集中できずに他のことに気を取られてしまう。

といった内容だった。

モンテッソーリ教育では常に一人でその課題に集中することで自ら解決していく力を養うのだという。

私は息子の好き嫌いが増えてきた理由は、嫌いな食べ物が増えてきてしまったんだと思い込み、できる限りバランスの良い食事を取らせるためさまざまな食材をプレートにのせることで自分はやるだけのことをやったと自己満足をしていたことに気づいた。
いくら食材の種類を増やしても結局息子が食べなかった理由は、逆にさまざまな食材を出しすぎて集中できない環境にしていたのだ。

そしてなかなか食べない息子は先に席に座らせ、食事を先にスタートさせていた。本来はスクール同様、家族みんなで席に着きいただきますをしなければならない。
すべてが悪循環となっていたことにこれまで気づきもせず無駄に努力を重ねていたのだ。

そんなアドバイスを聞いた当日のご飯は一汁三菜のルールはお構いなしに、ランチはチャーハンに唐揚げ以上。夕飯はハンバーグにシンプルな具材の味噌汁に白いごはん以上!といった形で品数を極力減らして出してみた。

そして全員席に着き「いただきます!」と。

すると、みるみるおかずに手が伸びているではありませんか!そして完食!!

今までの努力はなんだったの!?

でも結果息子が完食してくれるなんて、それこそがご褒美だーーー!!!😭

ということで、息子の食の好き嫌いと思っていた問題はふとしたきっかけで解決してしまった。

食べムラや好き嫌いに苦戦中の頑張っているママの皆さん、一緒に頑張りすぎない努力もぜひ検討してみてほしい。

それではまた☆(^_-)

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