ラーメン大好き、ケイコさん

食生活コンサルタント蓮井です。
本日のお昼は何を食べますか？
ラーメン？パスタ？お蕎麦？うどん？

・・・麺類多くないですか？？？

ランチの麺問題

食生活のアドバイスを生業としておりますが、ほぼほぼ毎回出てくるのが「ランチの麺問題」です。お昼に何を食べているかを聞くと、ラーメンやパスタなどの麺類が出てくる事が大変多いのです。もしくは、牛丼などの単食系。

簡単に食べられるし、お店も沢山あるし、時間もかからないし、忙しい方にとって効率の良い食事ですよね。

でも、ランチにこそたんぱく質や食物繊維をしっかり食べる事を意識して欲しいので、ランチに麺や丼物などの炭水化物の単食はあまりお勧めしません。もちろん、大変美味しく、満足感があるので、絶対に食べてはダメ！って事では無く、そういう食事がどのような影響を身体に与えるかを知っておいて、体調や状況により選ぶって力を付けることが大事なわけです。

とにかく食べ過ぎる

麺や丼ものって、どのくらいの量かって考えると、実は適量の1.5～２倍位の量が1人前として出されます。1食につき、ご飯で言えば茶碗1杯程度の炭水化物を取る事を推奨しています。脳への栄養を考えた時、その位は取らないと足りないという量ですね。

ごはん1杯100ｇ(168kcal)

中華麺1人前210ｇ(313kcal)

ゆでたパスタ1人前220ｇ(363kcal)

という感じの量になります。某牛丼屋さんの並盛でご飯量が200ｇ越えでしたので、丼物もサイズに気を付けないと、です。

血糖値が爆上がり

炭水化物の単食の食事って、血糖値が急激に上がってしまいます。血糖値が急激に上がると、身体を守るために急降下します。これが身体にとって負担になってしまうのです。この急降下の時に眠たくなってしまったりします。

血糖値を上げたり下げたりするのにはホルモンが分泌されます。過度に炭水化物を食べていると、このホルモン分泌が激しくなってしまいます。分泌してくれる内臓が疲れてしまったりして、スイッチが壊れてしまうような事が起きてしまいます。

昼間に眠くなる、寝つきが悪い、夜中に目が覚めてしまう。なんて事の要因にもなりかねません。

どのように食べるか

食べ過ぎたり、それだけ食べたりすると身体の負担になる事は、炭水化物に限らず、どの食べ物も同じです。「〇〇を食べたから太った。」という事では無くて「〇〇を食べ過ぎたから太った。」という事です。

炭水化物は身体のエネルギー源ですので、毎食必ず食べるようにしましょう。食べ過ぎると中性脂肪になりやすいという特徴がありますが、食べ過ぎなければ何の問題もありません。

炭水化物や脂質は食べると筋肉や肝臓にストックされますが、その容量を越えてしまうと脂肪細胞へストックされてしまいます。

炭水化物は毎食適量食べる。

これが一番シンプルで効率的だと思います。

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