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秋田駅前をぶらっと

2019/3/6(金) 

前日の夜、家に来たチラシを色々みていた所、牡蠣奉行の広告が目に入った。

私「(チラシをみて)あ、明日から牡蠣奉行じゃん! ちょっと明日駅前行ってくるわ」

母「牡蠣って・・・ノロとか大丈夫?」※母は牡蠣に当たるタイプなので牡蠣が苦手

私「時間のある今この時に牡蠣食べないとね。あ、そういえば駅前のアトリオンって献血ルームあるじゃん。そっちにも行ってみよう」

母「そう? 私も駅前の西武で買うものあるから、せば(じゃあ)一緒に行こうか」

・・・とまあ、非常に突発的かつ適当に予定を決めて、翌日の3月6日にお出かけすることになった。
流石に牡蠣を食べてから献血というと色々危なさそうなので、献血→牡蠣奉行でランチ→駅前を適当にぶらつく、という感じで動くことにした。

駅前で母と別れて、母は西武、私はアトリオンに。

アトリオン献血ルームでは、献血カードを出して身長や体重、生年月日、タッチパネル上の質問をいくつか答えたあと、紙のバンドを貰って採血してもらうことになった。
途中で職員の方から「今日は込み合っていて時間がかかりそうだけど大丈夫か」と聞かれたが、全然大丈夫。あとは牡蠣食べて駅前ぶらぶらするだけなので。

結果的にはヘモグロビン値が足りなくて献血出来なかったので、思いの外早くに終わった。お腹も空いたし、牡蠣食べに行こ。

アトリオンから歩いて1、2分すると、イベント会場に到着した。
大きなテントが会場に立っていて、平日なので人の入りは少ないようだった。ゆっくり過ごしたかったので私的には好都合。

私が行った張カキ小屋 牡蠣奉行』は東北復興支援の一環として始まった牡蠣を食べるイベントで、東日本大震災の後、風評被害に遭った宮城県石巻の牡蠣を多くの人に食べてほしいとの思いから始まったそうだ。

秋田駅前近くのにぎわい交流館AUで3月6日~3月29日までやるイベントで、この日が初日だった。

牡蠣一盛りが通常価格1200円のえころを、牡蠣奉行だと600円。これは食べなければ。あと、牡蠣ご飯と牡蠣汁も売っていたのでそれも追加して、ドリンクバーも付けて、〆て2000円弱。牡蠣尽くしにしては驚きの安さ。

牡蠣はセルフサービスで焼く仕組みで、裏表それぞれ3分を焼くということをレクチャーして貰って焼いた。ひっくり返すときに牡蠣の汁を炭火に落としてしまったのが悔しいけど、炭火でばちっとはじける音がなんとも美味しそうで、焼いているうちからもう食欲が刺激されてしょうがない。

焼きあがった牡蠣はぷりっとしてて、濃ゆくて、醤油やポン酢が備え付けであったのだけど、それも忘れてひたすら食べた。音も美味しそうだったけど実際に食べるともっと美味しい。開けるの下手すぎて殻の焦げたのが身についてしまったけど、それが気にならない位美味しい。
牡蠣ご飯にも牡蠣が二個も上に乗っかってるし、エキスが入ってるのか格別に美味しい。牡蠣汁はお味噌汁に牡蠣が入ってて、これもまた貝の風味があってよき。

幸せを堪能していると、以後別行動予定だった母から連絡があった。近くでランチを摂っているとのことだったので、牡蠣を食べ終わった後に合流。ついでに一緒に食器のさかいだで湯飲み茶碗を選ぶことに。

食器のさかいだでは丁度、『秋田作家5人de酒器展』という展示をやっていて、グラスや陶器、陶磁器などの色々な酒器が展示されていた。作家の作品ということでどれも個性的な造りをしていて、どれも風情があってよかった。


私は冷酒が好きなのもあって、特に絵具を水に散らしたような繊細な色味のガラスのぐい飲みに特に目を魅かれた。

これで一杯やりながら牡蠣なんて口に入れた日にはもうたまらないだろうなあ・・・。

展示を一通りみたところで、目的の湯飲み探しを再開。母とお値段とデザインを相談の末、ちょっと変わった形の渋い色柄の湯飲みに決定。帰ったら一度煮なきゃね。

そんな感じで秋田駅前をうろついた一日でした。
予定を詰め込んで色々回るのも楽しいけど、少ない箇所をじっくりゆっくり余裕をもって楽しむのがやっぱり好き。あと、献血はまたリベンジしたいね。

関連リンク

【牡蠣奉行】

【秋田作家5人de酒器展】

ガラス工房 23n

陶芸工房 ももねり

陶房つるかま

瑠璃窯(秋田蕗だより より)

工房也月

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