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日常生活に潜む非日常

いや、かっこつけた題名にしたんだけども。
部屋が汚すぎる話、第2弾。
(第1弾は執拗に鳴り響く携帯のお話)

自分の家って、日常ですよね。
だから、もうものすごーーーくごちゃっと長らく置かれているけど、全く使ってない謎のもの、もはや非日常と言ってものって差し支えないものも目に入ってるようで入ってない。

存在はあるのに存在を消されているものってありませんか?うちにはたくさんあります。

重たい重たい腰を上げて、そんな不燃物たちをやっつけることにしました。
割れたお皿とか電池とかクリップとかネジとか、ちょっと危険な感じのもの。新聞紙でくるんだり、市のゴミ分別アプリ(1年以上前からDLはしていたんだ!)でこれは何ゴミなのか調べたり。

大した量ではないのだけど、私の心の片隅でずっとくすぶっていたモノたちをやっと退治できました。
あとは来週の収集日に出す!のみ。

…縁あって我が家にやってきたというのに、何なら金銭と引き換えに請われてやってきたというのにゴミ扱いされて、ぽいっとされてかわいそうなコたちでした。

この前は、20年くらい前に友達と集まった時にもらって飲めなかったワイン。お酒がほぼ飲めないかつコルクがワインオープナー使ってもどうにもこうにも開かないことを理由に2度のお引越しでもついてきました。
そしてひっそりと冷蔵庫の脇に佇んでいました。

ついに20年越しにオープン再チャレンジ。
…開かない。
コルクにオープナーが食い込むものの、もはや全く動かず。
最終的に外で割って、お別れをしました。
(おまけに指を瓶で切る…)

辺りは半端ないワインの香り。
軍手を持参して、割れた瓶の欠片を拾い、何度も部屋と往復して飛んだワインをお水で流し、別れを告げました。

まだまだ部屋の中には大小色とりどりの捨てた方が良いであろう、でもたまに使うかもしれないものが眠っています。いや、なかなかに目に付く場所に転がっています。

それは煩悩にまみれた私の分身そのもの。
煩悩は嫌いではありませんが(むしろ人間らしくて好き)うきうきしない煩悩とはお別れしたい。

誰のためでもなく、自分のために頑張ります。

おやすみなさい。

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