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店舗をつくる時に注意すること

店舗設計。施工会社さんや設計士さんと相談しながらどういった店舗を作っていくのか考えていきます。店舗の規模、カタチに合わせて、カット椅子やシャンプー台を当てはめて素材や質感を決めていくのですが…さて、店舗設計において重要なことは何でしょう?

今回の下高井戸店で4店舗目になるので、大切なポイントを改めてまとめてみたいと思います。


「映えポイント」を作ること

美容室はHPや集客サイトから調べて予約が入る、いわゆるサーチインが主流です。なのでネットで一番最初に見るトップの写真が非常に大事!本当に本当に大切で、この映えポイントをどこにするか考えながら店舗設計を考えることも重要です。

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(個人的に気に入っている、305店の写真)


動線、オペレーションを考えること

意外と真剣に考えていないのが、このオペレーションです。美容師とお客様がどういう動線で動くのかイメージしながら設計しなくてはいけません。例えば、カットした髪をどうやって掃除するのか。掃くタイミングはいつで、どこに髪を持って行ったらクリーンなのか。他にも、お客様がご来店された瞬間の動きがスムーズになるためにはどこにクロークを持ってきたらいいのか。シャンプー台に座った時の目線上に見せたくないものが無いのか。そういったことを細かくチェックしながら考えます。


女性視点で考える

メンズサロンであれば別ですが、基本的には女性の視点で考えます。
まず掃除や整理整頓がしやすい設計にすること。清潔感に関しては男性よりも女性の目線は厳しいと思います。特に今はコロナでより敏感になっているので掃除のしやすい環境作りがいいでしょう。
デザインも男性的な質感は使いすぎないように気を付けています。
女性視点でいうとトイレなどは清潔感はもちろんですが、音や出てきた時のことなども気になるので配慮しておくのがいいでしょう。


一人サロンの場合

特に一人サロンの場合は物件自体が小さめなので、配管や店舗の形、入り口などの関係で大体の配置が決まってしまいます。なので意外と楽なんですが、先の「映えポイント」「オペレーション」を考えるのがより難しくなってきます。映えポイントを作ろうとしてもエアコンが写っていたり、いろんなものが凝縮しているのでゴチャゴチャしているように見えたりと注意が必要です。

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(どんなに加工してもエアコンなどの生活感あるものは目立ちます)

オペレーションに関して言えば、一人なのでなるべくあっちこっち動かないように設計します。行ったり来たりだとお客様から見てクールに見えないのと体力的に消耗してしまうので、コンパクトな設計を目指します。


以上です。是非とも参考にしてみてください!


では!






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