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【あがり症】緊張を発散させる

あがり症のロン毛です。


今回は、
緊張を発散させることはメッチャ大切!
ということについて、書きたいと思います。



あがり症の方が人前で話す時には、
緊張によって、身体症状が出そうになります。

(頭が真っ白、声や手足の震え、赤面、発汗etc.)


そして、もし出そうな時には、
ついつい症状を抑え込みたくなりますね。


しかし、抑え込もうとすると、
逆効果になることがほとんどだと思います。

(”症状をおさえないといけない危険な状況”
 という嫌悪刺激を扁桃体に与え、
 身体反応が強まる、と思う。)



じゃあ、どうすればいいのかというと、、、


自ら緊張を、
「発散させる」のがいいと感じています。

(緊張を抑え込もうとせず、
 自分の意思で、「ガス抜き」するという発想)



ちなみに、私がよくやる「発散」のやり方は、

・緊張のカミングアウト。
・身体を動かすこと。   です。



私は、緊張した時には、緊張していることを
カミングアウトするようにしています。


たとえば、
「メッチャ緊張してますわ〜」みたいに。


これは、言葉によるガス抜きであり、
実際、私の場合、これで緊張はゆるみます。



それと、もう一つは、身体を動かすこと。


緊張したときには、
どうしても身体がソワソワします。


このソワソワを感じた時には、
実際に身体をゆするなどして、
ソワソワさせてあげる。

(歩いていい状況だったら、
 ウロウロしながら話す)


私の経験上、こうすれば、
緊張は発散されて、それ以上高まりにくい。



ちなみに、これに関することは、
以前読んだ本に書いてありました。

からだが必要と感じていることを行うこと――からだの内側の感覚を トラッキングしながら震えを止めないこと――によって、私は圧倒されることなく、激しい怒りと恐怖という強力な生存への情動を認めコンテインすることができた。ここでコンテインすることは抑圧ではないことを理解しなければならない。それはむしろ、こうした難しい感情を抱えるためのより大きく、よりレジリエンスのある器を作ることである。

身体に閉じ込められたトラウマ(P80)
/ピーター・A・ラヴィーン

不快な、または痛ましい感覚や感情と戦おうとしたりそれらを隠そうとしたりすると、たいてい事態を悪化させることになる。避ければ避けるほど、それらが健康的な行動や感覚にもたらす影響力は巨大になっていく。

身体に閉じ込められたトラウマ(P215)
/ピーター・A・ラヴィーン



つまり、身体は動きたがっているのであって、
それを、抑えるのは良くないということ。


むしろ、発散させた方がいいということです。



ただ、実際問題、
緊張をカミングアウトしたり、
身体をソワソワさせたりするのを見られるのは、
メチャクチャ恥ずかしい、、、


それは、マジでそう思う。
(ビジネスシーン等では、正直、ムズイ、、、)


だからこそ、
同じ悩みを持つ仲間が集う場所を活用して
試してみてはどうでしょうか?


私の経験上、
緊張を発散することで得られる恩恵は、
大きいと思います。


なぜかというと、

いざという時に、
自ら緊張を発散できるようになれば、
それがセーフティネットになりますからね。

(発散できれば、
 緊張に飲まれることを回避できる)


そして、そのことは、
自分自身のコントロール感覚を
よみがえらせることにもつながります!


ということで、私には効果がありましたよ〜。



ちなみに、私、
「貧乏ゆすり」も緊張の発散に使えるか
実験しようと考えています(笑)


今回は、以上です。


私の体験談が
皆さんのあがり症改善の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
緊張を解放する必要性を身をもって知った話

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