【カルドアンシェル】セットアップカードを見ていく【テーマ解説番外編】
はじめに
前回セットアップの解説をしました。
それでもまだ、やっぱりセットアップ弱くね?
となってる人も多いのではないでしょうか。
否、セットアップは弱いのではなく、強いけど難しいのです。
ということで、今回はそんなセットアップカードを
1枚1枚見ていく回になります。
それぞれの強さ、ピックしたさを数値化して、
使い方等解説してみました。ご参考までに。
ピックしたさについては、
セットアップカードにセットアップ系チートコードが付くと
ピックしたさが★一個上昇します。
ちなみに順番はストックの上から順です。
探求の骸
強さ:★
ピックしたさ:★
いきなりで悪いんですが、こいつは弱いです。
というかこいつは【自傷】テーマで、
たまーに自傷を自ら軽減できる、という使い道をもつカードなので
【セットアップ】テーマとは嚙み合いません。
赤の陽だまり、ひまわりの種
強さ:★★★★★
ピックアップしたさ:★★★★★
サイキョーです。
セットアップからセットアップをつなげることが出来るため、
セットアップの発動を複数実施できます。
さらに0コストと、言うことがありません。
『禁忌の魔導書』が置かれており、
生成カードとドローを合わせて手札が6枚になってしまう場合も
一枚は移動等で処理すれば、その後生成したセットアップカードと
ドローで引いてきた(引いてこられたら、ですが)セットアップカードで
更に連続して…と、言うことなしの動きができます。
ただ、強いことは強いのですが、
このカード自体では火力をだせないため、
このカード自体をいくら使っても
【セットアップ】としての火力にはならないのには注意です。
また、このカードだけでセットアップを回そうとすると
すぐに息切れします。
セットアップは継続して発動出来て初めてデッキが回る為、
ランダム性の強いこのカードでは最後まで回すのは難しいです。
あくまで戦闘序盤~中盤の
セットアップ発動とデッキ回転を安定するためのカード
ということになります。
錆を血潮に、傷を覚悟に
強さ:★
ピックアップしたさ:★
一応アクションが付いてるよね、くらいのカードです。
0コストorアクション成功時/セットアップ時ドローがあれば…
と思わなくもない。
ただ、手札を移動でも使用したくない【セットアップ】において
移動なしで敵の攻撃を避けられるアクションかつセットアップカードは
割と重要とも言えます。
ただ、同じくアクションかつセットアップカードで0コストの
『赤の陽だまり、ひまわりの種』の存在が
このカードを完全劣化にしています。
ピックしなくていいと思います。
コモン相当です。
羽よ歌え、声よ飛べ
強さ:★★
ピックアップしたさ:★
コモンカードなので初期デッキに入る可能性のあるブレイクカードです。
セットアップ込みで20ブレイクは馬鹿にならず、
必殺技使用なら35ブレイクなので、
赤必殺使用もかなり視野に入るでしょう。
疾く走れ、疾く集え
強さ:★★
ピックアップしたさ:★★★
効果は控えめですが、リブートが付いているため
戦闘序盤のセットアップ発動が安定するのが良いです。
このカードにセットアップ系チートコードが付与されれば、
計4回セットアップ発動を狙えるので強力です。
朝の砂、夜の土塊
強さ:★★★★
ピックアップしたさ:★★★★★
セットアップ時であれば0コストでプレイできるのが強力です。
効果範囲、ブレイク共に優れており
単純に使ってもそれなりに活躍はしてくれますが、
やはり必殺技使用でセットアップ時、計2コスト回復が偉いです。
【セットアップ】戦闘序盤ではコスト回復系セットアップを発動し、
『学び舎の輪、友の言の葉』をコスト回復カードにしましょう。
【12/2追記】
ややテキストがわかり辛いですが、
このカードの除外、セットアップ発動時効果となります。
そのため、このカードを素で使っても除外されないのはもちろん
『学び舎の輪、友の言の葉』に効果が乗ると
プレイ時除外されるので注意です。
影に花、地に鳥
強さ:★★★
ピックアップしたさ:★★
一見するとよくわからない、もしくは何が強いの?
となるカードだと思います。
『赤の陽だまり、ひまわりの種』で生成されたこのカードを使って
いやこっちはブレイク削りたいんだけど、何勝手にダメージにしてんの?
と思った人も多いのではないでしょうか。
(特にサスペンド付与時とか『古言の葉』発動時)
このカードの特異点、それは
このカード自身の火力はブレイク+で上昇し、
ダメージ+は消費しない、という点になります。
利点としては、
1つはダメージ+の溜めを阻害しないので、『円環の足跡』など
継続してダメージ+を盛りたいディーヴァ・召喚と相性が良い点、
もう1つは『神園しのぶ』などで溜まったブレイク+を
無駄にせずダメージとして使用することが出来る点です。
ちなみにダメージに変換したブレイクが命中した場合、
ブレイク+は消滅します。
(ちょっと腑に落ちませんが、ダメージ+が消滅するよりはマシです)
ダメージに変換したブレイクが
ブレイクポイントで更にブレイクに変換された(ややこしすぎる)場合、
ダメージ+もブレイク+も消滅しません(!?)
カルドアンシェルわかんねえ…。
必殺技使用時、セットアップ2回発動になりますが、
2回攻撃にはならないので注意です。
(あくまでブレイクがダメージに変換されて終わり)
もしや!?となったあの時のワクワクを返して欲しい。
セットアップ発動自体は2回カウントされます。
実は効果範囲も前3マス対象とした中心で優秀です。
一見するとブレイクカードに見えますが、
実はアタックカードなのです。
(アタックカードだけど実はブレイクカードとしても使える
『シープスリーダー』『武の象徴』と似てますね)
推しくらむは現状ブレイク+を大きく伸ばすのは難しいところ…。
使い方は工夫がいるのでピックしたいかと言われると微妙なカードですが
それなりに強いよ、ということで。
若き錬金術師
強さ:★★
ピックアップしたさ:★★★
効果自体はそこまで大したことは無いのですが、
このカードでやりたいことは
『学び舎の輪、友の言の葉』に2ドローを内蔵させることです。
(もしくはセットアップしながら『禁忌の魔導書』を引きに行く&召喚を狙う)
このカードでデッキを回そうとすると簡単にコストが枯渇するので、
ドローカードとしての運用は厳しいでしょう。
最古の魔女
強さ:★★★
ピックアップしたさ:★★★★
まずコスト回復系セットアップなため、
『学び舎の輪、友の言の葉』のコスト回復値上昇に使いたいです。
必殺技使用時実質1コスト回復なのも地味に注目。
このカード自身は
セットアップでないときは3コスト相当、
というかそれ以上(『そこ、うるさいぞ』が36ブレイク)のブレイクカード、
セットアップ時は1コスト相当のブレイクカード…
なのですが、セットアップ時もプレイ自体には3コストかかるため
他のセットアップカードから使うとこのカード使えない!
となるのがネックです。
実はこのカードにはもう一つ強みがありまして、
それはブレイク+を付与しても、マイナスの値は増えないことです。
どういうことかというと、
セットアップ時、普通に1コスト13ブレイクのカードであれば
13ブレイクにブレイク+が6乗った場合21ブレイクになりますが、
このカードは39ブレイクにブレイク+を乗せ、そこから26引くので
63-26=37ブレイクとなります。
つまりこのカード、実質的には
セットアップ時、ブレイク+増加の値を3倍にするカードなのです。
そう見るとなんか強そう、ってなりませんか?
え?プレイ時3コスト必要なんだから扱いが難しい?
それは…そうなんですが…。
とりわけ【3コスト】で相性が良いです。
『Thirsty』でコストを減らして回復も当然強いですし、
『Star Princess』はさらにブレイク増加効果が2倍になり
ブレイク+での増加が6倍相当になります。
そこらへんは『でかい彼女ほしいなあ』から生成されたこのカードで
実感した人もいるかもしれませんね。
総じて、プレイ時コストがネックだけど、強力な面もある、
『朝の砂、夜の土塊』よりはちょっと見劣りするかな…
というくらいのカードだと思います。
光の英雄王
強さ:★★★★
ピックアップしたさ:★★★
【セットアップ】解説でも書きましたが、
【セットアップ】における切り札です。
5枚維持中心でもセットアップ発動中心でも切り札となれる
というのが良いですね。
ただ、真価を発揮するのもセットアップ時でないといけない
というのは辛いところです。
セットアップ中心であれば、切り札効果は
『学び舎の輪、古き言の葉』に載せてしまうのも良いと思います。
舞踏派植物
強さ:★★
ピックアップしたさ:★
コモンのアタックカードなため、初期デッキに入る可能性があります。
セットアップ発動ならダメージ20、必殺技使用で35ダメージなので、
実は1コストカードとしては十分な威力があります。
ピックアップする必要はないけど、意外とやる。
そんなカードです。
岩礁の歌姫
強さ:★★★
ピックアップしたさ:★★★
一見するとコスト軽減カードに見えますが、このカードの目的は
自身でセットアップを発動させつつ、手札を減らさず
次のセットアップカードは0コストでセットアップを発動させる
という、1コストで2セットアップ発動カードになります。
必殺技使用時(かつセットアップ発動時)は
セットアップを持つカードを2枚引き、
さらに手札の右端から3枚コスト-1にする、という効果となり、
実質1コスト浮かせる(手札の右端が1コスト以上であれば)ことが出来ます。
当然コストを減らすのはセットアップカードが良いため、
出来れば狙っていきたいです。
リザレクション
強さ:★
ピックアップしたさ:★
そもそも【変身】テーマのカードです。
【変身】ならそこそこ入れる価値はあると思います。
現代の見習いクノイチ
強さ:★★
ピックアップしたさ:★★
なかなか使いどころが難しいカードです。
やはりどうしても直前に移動してい場合、というのが難しい。
ただし上昇量はかなり高く、
効果が乗りさえすればブレイク値はかなりのものになります。
セットアップの難点として、
移動が気軽に出来ない、というものがあります。
(手札が5枚かつ、移動に使用し手札4枚に減ると動けなくなるため)
おそらくこのカードのデザインは、
1つは移動が難しい【セットアップ】において、
このカードで移動しつつ手札は5枚を維持できる、という使い方と
もう1つは、ダメージを食らい、メモリリークを発生させ(ここで手札6枚)、
移動し(ここで手札5枚)、このカードを発動
発動してもメモリリークが発生するため手札5枚維持する、という使い方
になると思います。
要するに、
【セットアップ】においての移動、もしくはカウンター担当なのかなと。
使いこなすにはそれ相応の技術が求められるでしょう。
セットアップと相性の良いメモリリークを足して色々調整したら
なんか難しいカードになった、という感じですね。
ちなみに、直前に移動していなくとも、
ブレイクが増えないだけでセットアップ発動はカウントします。
(カードが光っていないのでわかり辛いですが)
学び舎の輪、友の言の葉
強さ:★~★★★★★★★★★★★
ピックしたさ:★★★★★★
最後に。
セットアップ発動中心の立ち回りは、
全てがこのカードにかかっていると言っても過言ではありません。
戦闘前半時はコスト回復やドローを乗せエンジンに、
そして後半は散々載せきったセットアップ効果を発動させ大 爆 発!
というカードです。
【12/2追記】
『朝の砂、夜の土塊』のセットアップ効果を乗せると
プレイ時除外されてしまう点には注意しましょう。
このカード自体はセットアップカードではないため、
『禁忌の魔導書』やディーヴァ効果の発動はしませんが、
逆にいうと手札が5枚等の条件を満たしていなくとも
セットアップ効果が発動できる、ということです。
セットアップ発動中心の立ち回りなら、
出来れば3枚、最低でも2枚は入れたいです。
レジェンドなので相当厳しいですが、
レア宝箱を見つけたり、浸食レベルの高い戦闘を終えた時は
リロールしてでもピック推奨です。
ちなみに全セットアップ効果が乗れば
(チートコードも含め)
コストが4回復し
除外され(朝の砂、夜の土塊の効果)
2枚カードをドローし
ダメージ+が5乗り
ランダムなセットアップカードを生成し
セットアップカードを1枚引きコストを-1し
ダメージが41増え
ブレイクは11減り(!?)(最古の魔女のせい)
ブレイクが(ブースト上昇とかで)残っていればそれもダメージに加算され
自傷ダメージを0にし(元々0)
変身カードは引けてないので変身できず
このバトル中手札5枚の時に使用したカードの数だけダメージが8追加する
という完全究極体シモン君、通称『シモン』が誕生します。
(元ネタ:『サガフロンティア』の連携『剣』)
ちなみにこの効果、
ゲーム内では何が発動するか確認することは出来ない
(ダメージとブレイクの最終的な値だけわかる)ので
覚えておくしかないです(さすがに確認できるようにしてほしい)。
実質ディアゴスティーニです。
創刊号には『学び舎の輪、友の言の葉』が付いてくる!
おわりに
なんかこう見ると、
【セットアップ】、もしかして強い…?ってなりませんか?
まあここまでやるには相当ピックしないといけないので
現実的ではないんですが、
『学び舎の輪、友の言の葉』をピックし
コスト回復とドローもしくはセットアップ系チートコードを付けるだけで
かなりセットアップ発動中心の立ち回りはしやすくなると思います。
僕は安定して使いこなせる気はしないですけど、
皆様は是非使いこなしてみてください。
ご精読ありがとうございました。
おわり