【カルドアンシェル】アップデート解説【テーマ解説】
はじめに
気付けばテーマ解説も9個目です。どうも俺です。
全16種類あるテーマも折り返しにきました。
僕が使ってて思ったことを書き連ねているだけなので、
本当に合っているかな…参考になっていればいいな…
と常々思っています。
最後まで頑張っていく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
ということで、今回は【アップデート】テーマについて解説していきます。
アップデートとは
早速、ゲーム内の説明を見てみましょう。
…長いしわかりづれえ!
(カードゲームの良くないところ(特大主語))
簡潔にまとめます。
カードを移動に使用した場合は"1"、
カードをプレイした場合は"2"、
同名連続カードを使用やプレイした場合は、それぞれ2倍した値が、
手札のアップデートをもつカードの数値からそれぞれ引かれます。
(同名で移動→プレイの場合、
移動で1→連続使用のプレイで4の計5が引かれる)
アップデートの数字が0になるとカードに応じた効果が発動し、
アップデートの数字は初期値に戻ります。
カードが手札から離れると、
アップデートの数値も上昇した効果もリセットされます。
また、アップデートの数字が0になり効果が発動することを
アップデートの発動、と言います。
簡潔にまとめても長かったな…。
要するに
他のカードを使えば使うほど強くなってくカード群、ということです。
アップデートの強み
アップデートの強みは、簡潔に言うと2点あります。
強み その1 上昇効果が青天井であること
"~した回数"で効果が増えるカードは、上限があることが多いです。
(例:『妖精の檻』(カード引いた数ブーストを得る)はブースト10が上限)
一方、アップデートのカードは上限がありません。
そのため、カードを使いまくっていけばいつの間にか
カードそのものがダメージ100越え、なんてことも珍しくありません。
強み その2 アップデートを進めるのに特に条件がないこと
「いやいや、カード使わないと増えないじゃん…」
と、そういうことではなく。
例えば【サスペンド】であれば
サスペンドを付与するカードであったり、
捨てたり除外したりするカードが必要です。
【ムーブ】ならムーブがついたカード、
【インストール】ならインストールカードと付与対象のカード、
【ドロー】ならドローするカード、
という風に、なんらかの効果をもったカードが手札に来ることで初めて
メリットを得られるものが多いわけです。
一方で、アップデートカードは手札にありさえすれば、
カウントを進めるカードはどのカードでも良いのです。
なので、他のテーマを阻害せず、
他のテーマが動いていれば勝手にアップデートが進んでいく、
これがアップデートの強みなのです。
アップデートを進めるには
もちろんアップデートを進めるにはカードを使えばいいだけなのですが、
それにしたってカードゲームには手札がありますし、
カルドアンシェルは手札をプレイする際コストが必要です。
そこで使用したいのは、カードを生成するカードです。
カードを生成するカードであれば、
プレイした時に"2"減らせる上、
生成されたカードを移動やプレイして更にカウントを減らせます。
実は【アップデート】テーマには
生成されたカードのプレイが条件のディーヴァもおり、
これらは意図的にデザインされたもの、と言えると思います。
ランダムカードを生成するカードは
そのランダム性によりやや不安定な側面もありますが、
実はランダムで生成されるカードは
そのダンジョンで加えられるカードの中から選出されるため、
相性の良いカードが生成される可能性は結構高いです。
【アップデート】テーマの二つの軸
ここまではアップデートの仕様のお話をしましたが、
ここで【アップデート】テーマのデッキについてお話します。
【アップデート】には、デッキの完成として二つの軸があります。
1つは、
アップデートを発動させまくったカードで大ダメージを与えて勝つ
というもの。
こちらは非常にわかりやすいですね。
特に説明も不要と思います。
もう1つは、
カードを生成しまくって勝つ
というものです。
カードを生成するものの中には、
「カードをランダムで複数枚生成、生成したカードのコストは0」
というかなり滅茶苦茶やっているカードがそれなりにあります。
何が生成されるかはわかりませんが、
先ほど記述した通り
ランダムで生成されるカードは
そのダンジョンで加えられるカードの中から選出されるため、
大量に生成したカードで如何様にでもなることがほとんどです。
また、この二つが複合し、
生成した0コストのカードをプレイしまくってアップデートを進めまくる
ことが出来れば、もはやそのゲームは勝ちでよいと思います。
ディーヴァ解説
Glory to Me(エドガー・バロン(プレジデンス・エクス・マキナ))
条件難易度:中
アップデートを3回発動するには、
どんなにアップデート初期値が低いカードであっても
何枚かカードを使用しなくてはいけません。
ただ、どのカードを使っても進みはするため、
いつの間にか発動している、くらいだと思います。
ライブ効果:強
本来は移動だと1しか減少しないアップデートが
2減少するようになります(連続使用だと3減少)。
これによりコストを使わずアップデートをより早く進めることが出来ます。
また特に強力なのが【メモリリーク】や『エラー』と組み合わせた時で、
移動をしていただけで信じられないくらいアップデートが発動します。
『エラー』はプレイ時と3回移動で5減少します(連続使用なら7減少)。
またルールやトラップで、移動量2倍を引いたときは
当然移動カウントも2倍減少します。
配置:やや強
効果はもちろん強いのですが、
アップデートで発動するディーヴァ自体が
いつの間にか条件達成していることが多いため、
そこまで配置する必要性はないかなと思います。
移動時カウントも、初期手札にアップデートカードが無いと無駄ですから。
Fake Lovers(ノワール・スプルース(トライアングルマイスター))
条件難易度:易
アップデート2回はアップデートカードが手札にありさえすれば
ほぼ無条件みたいなものです。
ライブ効果:極強
アップデートが発動する度、なのでアップデートそのものを使う必要が無く
また複数枚アップデートが発動すれば当然複数回発動します。
3枚くらいアップデートカードを残して、生成カードで回していけば
あっという間にブーストは99(カンスト)になります。
配置:強
効果は滅茶苦茶強いですが、配置する必要性は無いです。
汚れた素足の哀歌(灰かぶりの少女(GrimmNoir))
条件難易度:やや難
3"種類"というのがネックです。
ランダムに生成されるものを使えというデザインだと思いますが、
やはり時間はかかります。
ルールで生成される『ウイルス』や『エラー』でもよい
(山札に追加されるものはNGです)ので、
なんとか意識して条件を達成したいです。
ライブ効果:中
各ターン初めてなので弱い、と言ういつものと、
生成カードをプレイという点が、不確実性の高い【アップデート】において
そこまで強力でもないかな…といったところ。
もちろん、滅茶苦茶強いカードをコピーできたら滅茶苦茶強いです。
くれぐれも、生成された『ウイルス』とかをコピーしないように。
配置:弱 音符狙いなら中
難易度が高いため音符狙いで配置、くらいですかね。
ライブ効果も強くないどころか、
初期に生成された『ウイルス』とか『エラー』とかをコピーしてしまって
がっかりしてしまうことも多いです。
強いカード
月華の兎姫(かぐや姫(もっと!ぼくらのキングダム))
【アップデート】のドローならこれ!と言える一枚だと思います。
通常のドローカードであれば必殺技使用でないとやや物足りませんが、
アップデートが進めば
10枚以上ドロー(もちろん手札上限はあるけど)も実現範囲内です。
アップデートが進まない時は必殺技使用でもいいのが良いですね。
コストで手札を捨てる、というのを忘れないように。
夜の住人(ラルバ(幻想忌憚 Force of Will))
【メモリリーク】でも紹介しました。
このカード自体は【メモリリーク】テーマのカードですが、
0コストのカードを2枚生成出来る点。
『Glory to Me』と合わせれば
『エラー』の移動でアップデートが大量減少出来る点から、
【アップデート】とは非常に相性が良いです。
花言葉:「皆の幸せ」「媚態」
(リリィコンバール(Planet Garden Ⅳ))
花言葉:「愉快」「独身生活」
(コーンブルーム(Planet Garden Ⅳ))
二つ合わせて紹介。
両方とも0コストのカードを2枚生成する効果です。
『花言葉:「皆の幸せ」「媚態」』は自身が0コストで
0コストのカードが2枚増える効果、
『花言葉:「愉快」「独身生活」』は自身は1コストだが、
0コストになった1コストのカードが2枚増える効果です。
普通に使ってもそれなりに強力ですが、必殺技で使用すれば
前者は5枚、後者は4枚生成されるため、
不確実性はありますが、0コスト、1コストのカードともに
ドローカードや生成カード(自身を含む)が生成されることも多く、
かなり動けます。
窓際エンジェル(りーす(ぎゃる☆がん2))
【アップデート】の切り札と言っても過言ではありません。
【アップデート】軸では見かけたら取れ!くらいのカードです。
アップデート数はやや重いですが、
0コストや1コストだけでなく
2コスト3コストのカードも0コストで生成は
やはり1,2ランクぶっ飛んでいます。
このカード自身は1コストなので注意。
(それでも少なすぎだが)
アップデートが進んでいない場合は必殺技使用もOK。
フェイタルスタンス
(ノワール・スプルース(トライアングルマイスター))
アップデートが進めば進むほどダメージ+が乗る効果で、
上昇量自体は少ないですが、複数枚アップデートを発動させれば
すぐにダメージ+が二桁くらいにはなるでしょう。
自身のディーヴァ『Fake Lovers』と発動させた時は凄まじく、
ブーストとダメージ+の相乗効果で、999ダメージ余裕となります。
レイヴンスラスト
(グレイ・グラファイト(トライアングルマイスター))
このカードの特徴はなんといっても
アップデート発動の数値が全アップデートカード中最小の3
というところにあります。
このおかげで
『Fake Lovers』や『フェイタルスタンス』との相性がバツグンで、
このカードが手札にあるだけでバフがどんどん乗っていきます。
(つまり相思相愛ってわけ)
また、アップデート効果のほうも
気付いたらダメージがすごい数字に、
気付いたらブレイクがすごい数字に、となっていることが多く、
タイミングを狙って使うのはやや難しいですが、
器用にこなせる強力なカードです。
トライチェンジ
(アルパイン・スプルース(トライアングルマイスター))
アップデートでカードを鍛えて火力を出す側の切り札です。
アップデートの数値はかなり重いですが、
ダメージ上昇量/アップデート数値の割合は全カード中最大で、
2回もアップデートが発動すれば45ダメージ、そこにダメージ+などを乗せて
特大ダメージで敵にトドメを刺しましょう。
相性の良いテーマ
0コスト
カードをプレイすればアップデートはより多く減少しますから、
カードを大量にプレイ出来る0コストは当然相性が良いです。
リブート
同名カード連続使用を狙えるため、相性が良いです。
ただ、1コストのリブートカードも多いため、
何らの方法でコストを下げたいところ。
サーチ・コピー
特にコピーと相性が良く、
アップデートしきったカードをコピーしても良いし、
アップデートする前のカードをコピーして
複数アップデート発動を狙うのも当然強いです。
手札にアップデートカードが無いと始まらない為、
とりあえずアップデートカードをサーチ、が出来るのも強力です。
メモリリーク
大量に移動できるため相性が良いです。
特に『Glory to Me』はメモリリークでの移動を
更にアップデートに変換できるため、
この組み合わせで発動出来たら優勝です。
ドロー
自然とデッキを回せ、しかも低コストのカードが多い【ドロー】は
【アップデート】と相性が良いです。
ダメージ+を増やすのは苦手なため、
そこは大量生産の方向で持っていくか
『フェイタルスタンス』でカバーしたいですね。
【サスペンド】はターンを跨ぐときにアップデートを保持できますが、
だんだんと1ターンキルを狙うようになると必然的に弱くなります。
まとめ
青天井のアップデートで一撃ダメージ!を狙うもよし、
大量のランダム生産で押しつぶす!を狙うもよし、
両方できればそれはもう宇宙(※)、
なテーマ、それが【アップデート】です。
※宇宙…ゲーム用語でコストに見合わない大きなアドバンテージを得ること
ゲーム内説明だけ見るとやや難しいですが、
不安定なのに安定してプレイ出来る面白いテーマだと思います。
【11/24追記】
書き忘れていたので追記になります。
そんな面白くて強力な【アップデート】ですが、弱点はあります。
それは、アップデートカードが手札に来なければ弱いということです。
一番は初期手札からあることが望ましく、
初期手札になく、それでも頑張ってドローカードを準備してデッキを回し
そしてなんとかやっと手札にアップデートカードが来た!
弱い!動けない!となると目も当てられません。
【アップデート】軸を目指すのであれば、
基本アップデートカードをピックしてデッキに増やしていき
初期手札に来る確率を上げていきたいです。
皆様も是非カルドアンシェルの腕前をアップデートさせていきましょう!
ご精読ありがとうございました。
おわり