【カルドアンシェル】除外解説【テーマ解説】
はじめに
そろそろエクストラダンジョンの追加アップデートでしょうか。
どうも俺です。
多分今回のアップデートでは
カードプールは増えずにエクストラダンジョンのみ追加だと思いますが、
単純にトークンの入手が増えるだけでも強化がやりやすくなりますね。
9Fあるダンジョン、最終ボスのHP9999とか普通にあるんじゃないだろうか…
さて、今回はカードゲームでおなじみ、
【除外】テーマを解説していきたいと思います。
除外とは
まず前提として、
"除外"とはカードを"除外ゾーン"(ゲームにより名称は異なりますが)に
送ることにより、捨て札としての運用を出来なくすることを指します。
対戦型カードゲームであれば、捨て札よりも厳しい制約が課されます。
一方で、デッキ構築型カードゲームの場合、
デッキから不要なカードを取り除き、
捨て札のリシャッフル時にそのカードが入ってこなくなることから
"除外"は非常に強力な行動とされています。
では、同じくデッキ構築型カードゲームのカルドアンシェルも
同様に"除外"が強いのかというと、実はそうではありません。
カルドアンシェルの【除外】
もちろん初期のネオンカードなどを除外したり、
赤必殺で割ってしまったカードを除外すれば、
弱いカードがデッキに入らなくなるメリット自体はあります。
"除外"が強くない大きな理由として、カルドアンシェルの場合
捨て札のリシャッフルは1ターンに1度しか発生しません。
その結果、除外そのもののメリットは
手札から除外して、その後リシャッフルされて
ようやく1回得られるか程度のものに過ぎないわけです。
では【除外】テーマは弱いのか。
否、そうではありません。
カルドアンシェルの【除外】テーマは
使いやすくデッキを回しやすい、単独で構築しても戦える
かなり上位の強さを持ったテーマです。
なぜ【除外】テーマが強いのか
その理由の一つとして、カルドアンシェルには
除外されない効果が多い、というものがあります。
・カード単独で持っているもの
『俺のハートがぶっちぎりだぜ!』『荷電粒子砲』
・チートコードで付与されるもの
『火野勇人』『土屋守』
・サスペンド
・リブート
と、ざっと上げるだけでこれだけあります。
また、除外した時に効果を発動するカードも
同様に多数存在します。
(ほんの一例)
サスペンド
⇒除外対象になった時サスペンド発動がカウント
リブート
⇒除外対象になった時コピーを生成
『荷電粒子砲』
⇒コストが0に
『引きこもりのお隣さん』
⇒除外されると3ドロー+2コスト回復
『火野勇人』チートコード
⇒除外対象になったときブースト増加
各種ディーヴァ
⇒除外した時ドロー、ブースト増加、etc…
また、これらは実際に除外されなくとも効果が発動します。
例えば、
サスペンド(除外無効)がついた
『引きこもりのお隣さん』(除外した時3ドロー、2コスト回復)を
除外しようとした、とします。
当然サスペンドで除外はされませんが、
『引きこもりのお隣さん』を除外した時の効果は発動します。
更に当然除外はされていないので手札に残り続けます。
除外というコストがあるから強い効果が発動するはずなのに、
除外しなくても強力な効果が発動でき、さらに
除外されたことよる効果まで発動できる
夢のような効果を持ったカードたちを使うテーマ、
それがカルドアンシェルにおける【除外】テーマなのです。
もちろん、先ほど記述した
弱いカード(割れたカードとかデッキに合わないバグカードとか)
をデッキから取り除く、といった効果も当然メリット自体はあるので、
どちらも狙っていけるのがよりこのテーマの強さに拍車をかけています。
ディーヴァ解説
ミライにMiracle(風祭まほ(フレイリート))
条件難易度:難
カードを3枚除外するには、
『ヴォルティックチェーン』を除けば
カードを2枚使用しなければ達成できません。
その分ライブ条件は他のディーヴァと比べると難しいです。
ライブ効果:中
各ターン最初の1枚が対象なので、ややパワー不足です。
ただ、除外するカードは選択しやすいため、
望んだカードのコピーは狙いやすいでしょう。
配置:中
条件難易度が高いので音符狙いの配置はアリです。
ただ、ライブ効果はそこまで強くない為、
浅い階層、もしくは他になければといったところ。
Twinkle,twinkle,W star
(神園 しのぶ(ぎゃる☆がん だぶるぴーす))
条件難易度:やや難
コストが発動条件なので、
コストが低いカードが集まりやすい【除外】デッキだと
そこそこ難しい印象です。
手っ取り早いのは『荷電粒子砲』です。
ライブ効果:極強
コストにつきブースト4増加はぶっ壊れです。
もちろん条件でも書いた通り【除外】デッキは
コストが低いカードが多くなりがちですが、
初期デッキのネオンカードを7枚除外するだけでも28ブーストです。
『荷電粒子砲』なら8ブーストを繰り返し発動できます。
配置:極強
発動が難しくて効果が鬼強いなら配置すれば当然最強です。
【除外】デッキなら配置するだけで全てを吹き飛ばせると思います。
Embrace the sky(ミラ(エスケープコード))
条件難易度:易
3枚除外と2枚除外には難易度に大きな差があります。
やはり『電磁加速砲』があるのが大きい。レティミラ尊い…。
ライブ効果:極強
このディーヴァが歌えばデッキにドローカードすら要らなくなります。
『ヴォルティックチェーン』なら手札全とっかえドローも可能です。
ただし調子に乗って除外してはいけないカードまで除外してはいけません。
配置:強
最初から除外がドローになれば強力ではありますが、
他のディーヴァと比べ条件は満たしやすいため、配置優先度は低めです。
強いカード
【除外】テーマは強いカードが多すぎて滅茶苦茶多くなりました。
ここに載せたの以外も普通に強いカードが多いです。
神聖一新! アクアカリバー!
(僧侶アクアディーネ(フレイリート))
0コスト2ドローというだけで鬼強いのに、
除外まで出来てしまう!
弱いわけが無い。
【除外】デッキでなくとも十分入るカードなので、
【除外】デッキであれば最強です。
一応手札がこれ一枚の時はプレイできないのには注意。
退魔一掃! ウインドイレイザー!
(魔導士ウインシルフ(フレイリート))
「0コストで2枚サーチできるけど、除外しちゃ意味なくない?」
除外できないカード持ってくれば最強だよなあ!
最強です。
ちなみに処理としては、
サーチして手札に持ってくる⇒それを除外
なので、除外できないカードなら普通に手札にきます。
リブートなら増えます。サスペンドも発動します。
『引きこもりのお隣さん』除外もいいです。
なんでもこなせるなオイ。
俺様に敵うものか!(グラム(フレイリート))
なんでリブート付いてんのこいつ。
実質除外効果をドローに変えることが出来るうえ、こいつ自身も増えます。
(増やしたくない時は生成側を除外してください)
1コストあるので『Twinkle,twinkle,W star』とも相性が良いです。
増えたブーストで大ブレイクを与えることもできます。
何でも出来ます。
幻影一閃! シャドウリッパー!
(竜騎士シャドウニエール(フレイリート))
2枚除外がやはり便利ですし、
なんと『ウイルス』を2枚も生成してくれます。
カルドアンシェルにおいて『ウイルス』は
メリットを持ったカードでしかないので、良いことしか書いてないです。
引きこもりのお隣さん(近藤 ちる(ぎゃる☆がん2))
除外対象になった時のみ効果を発動するカード。
3ドロー2コスト回復は破格です。
欠点は他に除外効果をもったカードがないと使えないところ…
と言いたいところですが、
必殺技でプレイすることが出来ます。
その場合は普通に3ドロー2コスト回復です。
もちろん青必殺で使っても良いのですが、
このカードの真価は"赤必殺で使っても良い"というところにあります。
なぜなら、赤必殺で使用し割れた状態であっても、
除外対象時の効果は失われないからです。
(あくまでプレイができなくなるだけ)
初期手札でこのカードしかない…なんて時も、
赤必殺で割ってドローが出来るのは常々意識したいですね。
電磁加速砲(レティ(エスケープコード))
2枚も除外できて0コスト、効果範囲も優秀で文句なしのカードです。
このカードだけでなく他の召喚で入手できるカードもそうですが、
基本的にはどちらをピックしてもいいです。
召喚カードであれば、一応ターン跨ぎでも入手できますし、
召喚カードは移動が横方向なのもメリットでしょう。
一方、カードそのものの場合は、
1回でプレイできるというのが大きなメリットです。
まあ好みかな、と。
(対戦だとまた違ってくると思いますが。)
荷電粒子砲(ガソル(エスケープコード))
【除外】はブースト中心に伸ばしていくデッキですが、
高火力もあるぞ、というカード。
除外されないし、除外対象になった時0コストなのが偉すぎる。
『Twinkle,twinkle,W star』でも説明しましたが、
元々が2コストなので、除外してコスト分ブースト増と相性が良すぎます。
ヴォルティックチェーン(GV(鎖環))
効果範囲が強く、序盤雑魚掃討として
ワイルドカードに入っている人も多いのではないでしょうか。
やはり圧巻の手札全除外が凄まじく、
ディーヴァと組み合わせた時の効果はすさまじいことになります。
そうでなくとも手札10枚で使えば基本43ダメージ出せるカードなわけで、
【除外】であれば切り札として十二分に活躍してくれるでしょう。
【サスペンド】と合わせるのもGOODですね。
相性の良いテーマ
サスペンド
言わずもがなです。
除外を踏み倒しまくりメリットを享受しまくりましょう。
サスペンドの発動カウントが増えるのも最高に相性が良いです。
リブート
こちらも言わずもがな。
リブート、なんで除外で増えるの?
意味わからないくらい相性が良いです。
デバッグ
なぜかというと、デバッグはバグカードを"除外"する効果だからです。
『Embrace the sky』はデバッグを1ドローに変えますし、
デバッグ側にもバグカード除外でブースト増加のディーヴァがおり、
お互いがお互いを補完するテーマです。
まとめ
他のデッキ構築型のゲームとやや異なり、
除外をして強力な効果を使い、
なんなら除外すらも踏み倒して暴れまくるテーマです。
ディーヴァも強力なものが多く、
更にカードもパワーを持ったものが数多く存在するため、
単独でも暴れまくることが出来るテーマと言えるでしょう。
もちろん相性の良いテーマと組み合わせると無類の強さになります。
【11/26追記】
余談を削除しました。
『土の反魂妃』の効果をちょっと勘違いして、
検証が足りてなかったので
皆さんも是非除外を踏み倒しまくりましょう。
ご精読ありがとうございました。
おわり