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あ る 地 名 の 風 景

雨、登戸の橋の上   noborito-2

今日の登戸は雨に煙っています。

“登戸”の地名が初めて記録に現れるのは戦国時代。
小田原北条氏の関係記録に
「多波川(多摩川)北、駒井登戸・・・」とあるそうです。

駒井は対岸の狛江ですから
当時は多摩川が今より南を流れていて
登戸は狛江の一部か隣りか
とにかく地続きだったことが分かります。

登戸の地名の由来に
生田方面の丘陵への“登り口”だからというのがあります。

昔からこの説が有力らしいのですが、
でもおかしいですよね?

地名が生まれた当時、
肝心の登戸は狛江側にあり、川向うだったはずです・・・?

(つづく)

(神奈川県川崎市)


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