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あ る 地 名 の 風 景

太海の奇山   futomi-2


関東は早々と梅雨があけてしまいました。
そしていきなり40度などという猛暑。
東北生まれの私は死にそう。
今年の夏は長いなあ・・

さて太海ですが、駅から海岸に出ようと
民宿や喫茶店が並ぶ裏道を歩いていたら、
こんな風景に出会いました。

この通り、それはもう絵にかいたような・・
いや、実際に描いているんですが(笑)

漫画に出てくる“大盛ご飯”のような山です。
思わず「えっ何これ?」と言いたくなりました。

こんな見事な形の山、初めて見ました。

でも決して高くないんです。せいぜい15階建てのビルくらいかなぁ。
それがまた奇異に見えるんでしょうね。

それはそうとこのあたり、
昔も太海村といいました。

でも、江戸時代からの村ではなく、
明治22年にできたわりと新しい村です。

江戸時代からの6村が合併してできたのですが、
“太海”という村名はこの時に命名されました。

ではなぜ、新しい村の名を“太海”にしたのでしょう。

これについては、
「この地が太平洋に面しているから」だそうです。

つまり太平洋の“太”の字と
“海”を合わせた地名ということです。

どうも他の説はないようなので、昔から言われているのでしょう。

でも、私はうーん・・・ですね(笑)

実は茨城にも2005年まで“大洋村”がありました。
合併して今は鉾田市になりましたが、
大洋村も同じく太平洋に面しているからという理由で
村名になったと聞いています。

これなら、まだわかる気もします。

でも、“太平洋の海”から字を取って、
“ふとみ”にしますかねー??

もちろん絶対にない、とは言いませんが・・

例によって私は、
もともと“ふとみ”という地名があった!
のではないかと勝手な説を唱えています(笑)

(つづく)

(千葉県鴨川市)


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