二度目のアバターマーケットに向けてのちょっとしたチャレンジ

どうもlonelycanonです。初のnoteでの執筆なのでいろいろ間違いがあるかもしれませんがご容赦ください。

さて、去る4月25日よりClusterにおいてアバターマーケットが開催されていて自分も二回目の参加にして28日にアバター『ClusterSL』を販売させいただきました。

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実はSLの先頭車両については昨年9月ごろには完成していました。この時はまだClusterでアバター制限がありポリゴン数32000が上限でした。そして、この先頭車両『だけ』のポリゴン数が・・・

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はい、31587ポリゴン。かなりギリギリでこれ以上改良の使用がありませんでした。

最初から次回のアバターマーケットに向けて作成してたのでもろもろの制限をクリアしていたのであとは開催を待つのみ・・・と思っていたら11月にClusterに乗り物機能が追加というニュースが・・・

正直この時多くの方が喜ぶ中、自分は頭を抱えていました(笑)。果たして自分が作ったこのアバターにみんなは喜ぶのか・・・なんて悩みもしました。

まぁ考えても仕方ないのでなるようになれと半ば開き直りの面も。

そんな悶々としていた中、Clusterもアップデートでアバター制限がほぼほぼ撤廃されたも同然の状態に、そして風のうわさで聞いた第三回のアバターマーケットの開催。(一月開催というのを耳にしていました)

そして先日自分にも参加のお誘いが送られてきたので今回も参加をすることに。

で、SLを出そうかと思った矢先こんなことを思いました。

『ポリゴン数が自由になったのならもっと面白くできるんじゃないか?』と。

自分なんかよりクオリティが高いアバタークリエーターの方々は今回のアバターマーケットだけでもごまんと出展されるののは百も承知。

むしろ自分のアバターのクオリティはまだまだ未熟なのでならば別ベクトルで勝負、

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の精神で面白さ重視の改良を行うことを決意しました

そして行ったのが給炭車と客車の追加です。

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本来ならもっとつなげたかったのですがこれ以上繋げるとメッシュがおかしくなるのでこれが限界に。

と、ここでさらに問題が発生。

確かにアバターの制限はなくなりましたが・・・アバターマーケットでのサイズ制限はそのまま一辺が2,5mの立方体に収まるようにというサイズ制限はそのままでした。

これを収めるにはスケールをさらに小さくすればいいのですがあまりに小さくなってしまうのでそれはしたくありませんでした。

なのでどうしたらいいかと少し考え、ふと思いつきました。

『折りたためばいいじゃん』と。

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上記のように(画像ではバグってますが)、客車部分にボーンを通しそれを折りたたみ見かけの長さは客車が一両だけ繋がっているものになりました。

あとはVRMの揺れ物用の設定『スプリングボーン』をガッチガチ(動いたら戻らない)に設定したものを仕込み、動いたら車両が二両になるように仕込みました。

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さて、ここまでやってなんですが・・・果たしてこれがClusterの審査をきちんと通るのか全く分かりませんでした。

実際ちょっとずるいやり方ですし・・・。

ドキドキしながら入稿した結果・・・無事審査を通りアバターマーケットに出展することができました!

と同時にこの仕様を利用している方はいない・・・

つまりこのClusterSLは現在アバターマーケット史上最長のアバターという称号を得ることができました!

そして迎えたアバターマーケット当日、買っていただけるか不安が残る中売り子を開始。

一個も売れなかったらVroidHubでばら撒こうかとも考えていました。

結果は・・・

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想像を超える好評を頂けることができました!

売り子をしてて『かわいい』や『すごい』という感想もいただけたり、さらにはアバタークリエイターの方からも『サイズ制限なくなったの?』や『どうやってそんなに長くしたの?』と聞かれたりととても満足のいく反応があって大変嬉しかったです。

そして執筆中にこのClusterSLにインスパイアされた駅のワールドも出来上がるなど予想外の反響が続き嬉しい悲鳴です。

そんなClusterSLですがアバターマーケット最終日に購入のチャンスがまだありますので興味がおありの方はぜひお求めください。

今回の『折り畳み』という裏技は今後のアバターマーケットでの表現の幅を大きく広げられるものだと思っています。

以上、今回のアバターマーケットで行ったちょっとしたチャレンジについてでした。



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