新潟、札幌の開催変わり

正直なところ記事にするほどのことはないのですが、tweetするには少々文字数もかかるので、新潟と札幌の特徴を書いていこうと思います。
*札幌は書いていて思いましたが、書くことがほとんどなかったです、、、

■新潟ダート
皆さんも知っての通りで平坦で直線長いイメージのコースですよね。
JRA開催競馬場で一番アップダウンがありません。
内回りなので皆さん知っての通りとにかく前が有利です。

ここから当たり前の話しをしますが、コーナー角度が深いので、後ろの馬はコーナー加速できないわけですね。加速すると吹っ飛んでしまうので。
そのため、コーナー曲がってからまた加速する必要があるのですが、いくら直線が長くても、全体においてアップダウンでの疲労が少ないので、前にいた方が有利なヨーイドンになりやすい、といったからくりなわけです。

また、今の未勝利など差せる馬は皆無なので、まず前にいる馬を買いましょう、になりますし、上位条件で前並行になって差しが決まるケースもありますが、しっかり逃げが入った場合などは後方ノーチャンスになりがちなので、先行をする騎手のレベルと隊列(並行逃げになるか)をしっかりみることが大事ですね。

■新潟芝
まず、内回りと外周りは全く違うコースであることを意識しましょう。

新潟イメージなのでどうしても直線長くと取り戻せるのでは、と考えがちですが、内回りは直線359mなので、中央本場の競馬場と一緒ですね、ほぼ阪神と同じと考えて良いかなと。(阪神は350m)

そこで坂がないわけですから、馬場の影響さえなければまず前が有利です。
馬場が荒れてくれば、もちろん通るコースの問題で差しが届くこともありますが、にしても無理な競馬は難しい、ということになります。

外回りはまた別もので、直線が659mあります。
単純に内回りの1.8倍くらいあるんですね、京都競馬の直線が400mほどなので、比較にならないほど長いわけです。東京でも525mですね。

そのため、必要な能力は特殊になりやすく、持続的にスピードを使えること、が必要になります。よく言うキレる足、と言うのは最後まで足が使えなくなるので、止まって負ける形になります。
また、新潟直線なので騎手の能力関係ないでしょ、となりがちですが、もちろん馬は660mもダッシュできないので、仕掛けの位置がかなり大事になるわけですね、早仕掛けは最後止まる可能性が高いですので、実は外回りはしっかり我慢して追い出せる騎手(進路も取って)が強いです。

福永、デムーロあたりがしっかり結果を出しているイメージがありますが、この辺りは納得な気がします。

■札幌ダート
とにかくスピードと機動力が必要なコースで、新潟の次にアップダウンがなく、カーブが緩やかで、直線が264mしかありません。
函館と同じにされがちですが、函館はしっかりアップダウンが入ってくるので、持続力よりのレースになりやすいですが、札幌は無理をしても最後までなんとかなりやすいので、負荷が圧倒的に減り、騎手がわかりやすく無理ができます。そのため、スピード色が強いレースになりがちです。ゴルアとかヘニーとかがスピード任せにガンガン行っても結果が出るのは納得なコースですね。
ただ、わかりやすく並行にげなどになりやすいコースなので、単騎で逃げられない場合には、2列目からのちょい差しも決まりやすい側面もあります。
もちろん、レースレベルにもよりますね、レースレベル低ければ、前そのままも増えるので。
騎手もレースレベル低ければとにかく積極的な騎手を、レースレベル上がるなら戦略的に控えてくれる騎手を買うのが良いかと思います。

■札幌芝
こちらはもちろん平坦でコーナー角度も浅い、直線も266mと短く、普通に考えたら前受けそのままなのですが、ここは洋芝との兼ね合いが結構効いてきます。
開幕当初は芝も荒れずにダートと同じで、とにかく強くいったものがちになりやすいのですが、芝が荒れてくると、今までは走りきれていたのが、最後足が止まって歩く状況になることも多くなってくるので、開催開始時は強くいく騎手を、開催後半になるにつれ、戦略的な動きができる騎手をピックしていくイメージになります。



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