憎しみだけしかない人間(ブレーズ・パスカル)

「人間はみな、生まれながらにして、たがいに憎み合っている。この世の欲情をも、できるだけ利用して、みんなの幸福になるように役立たせようとしてみたこともあるが、結局、見せかけだけに終わった。そんなものは愛といっても似ても似つかぬにせものにすぎない。その実、底には、憎しみだけしかないのだ。」『パンセ』(ブレーズ・パスカル著、田辺保 訳、角川文庫)


自分たちの造り主を憎む人間は

互いに憎み合うしかない

神の愛を知らない人間は

私利私欲に走るばかり

いのちの与え主を憎む人間には

憎しみが存在するばかり

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