飲食店の集客方法の全体像[完全保存版]

おはこんばんにちわ
私は、飲食店を経営しながらソフトウェア会社を経営したりしており、数字を見る経営が得意です。
このブログは、僕がどの様に数字を見ているかなどを初心者にも解りやすく解説しています。宜しければ、フォロー、ブックマークしてください!
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今日は、飲食店の集客方法の全体像(どんなのがあるか)

まとめ(自分に合った集客方法は?)
この流れで記事を書いていきます。

飲食店の集客方法その1
「飲食店密集地で効果を発揮」
webメディア(hotpepper,食べログ,ヒトサラ,Retty...etc)

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コレらのメディアは、集客力を持っており、スタートすると直ぐにある程度の効果は見込めます。
ただ、これらのメディアは「地名 + 業態」で検索されます。
例えば「京都駅 焼肉」など...
そして、この「地名」の部分である程度の検索ボリュームが見込めるのは「飲食店密集地」です。
大阪だと「梅田」「北新地」「なんば」「淡路」「十三」などですね。
逆に言うと、それ以外は、あまり検索ボリュームは見込めません。
ですので、飲食店密集地は行うと良いかと思いますが、密集地以外では行う必要はありません。(とはいえ、無料で利用できる分くらいはしておきましょうね)
こう言った「広告媒体」は掲載すると、案外直ぐに効果が出ます。
そして、その効果は、広告媒体の特徴上「お金をかければかけるほど」集客できます。

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一応私が使っている、使っていたサービスの金額を掲載しておきます。
※使い物にならない有料の中でも、最低価格プランなどは省いています。(私も使いましたが、有料なのに、本当に意味がありませんでした)
・食べログ(2.75万円/月~ )
・hotpepper(1.1万円/月~ )
※メニューの撮影料金込

飲食店の集客方法その2
「無料(仮)で行え、抜群の爆発力を持つ」
SNS(instagram,Twitter,facebook...etc)

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SNS、最近(2020/3/19)ですと「instagram」が飲食店ではコスパが良いです。
ただ、instagramは普通に運営しているだけでは、効果は出ません。
・写真
・ハッシュタグ
・文言
・トップページでの写真の並び
・ストーリーズ
この辺り、かなりのノウハウが必要になります。
無料という事で、参入障壁が非常に低く、その中で飛び抜けた投稿ができないと全く効果が出ません。
これは本1冊かけるほどの物があるので、あえてココで書きません(書けません)
また、こちらの運営を本気で頑張ろうとすると、専任の担当をつける必要が出てきます。
ですので、案外こちらお金がかかってしまいます。(なので無料(仮)としています)
やはり、飲食店の店員さんが、接客をしながら、調理をしながら隙間時間で行う事は限界があります。
また、写真を撮影するにも、やはりプロと素人では質が変わってきます。
まとめると、撮影、SNSの運用には案外お金がかかります。大体月最低でも10万円くらいは予定しておくと良いと思います。
となると、頭の良い方なら気がつくはずです。。。
「hotpepperの方が安くない?そっちの方がコスパ良くない?」
この質問に回答すると。
hotpepper等のwebメディアは、悪魔で「広告媒体」なので、どんだけ流入、集客ができていても、お金を払わなくなったら流入、集客は0(ゼロ)になります。
また「資産性」もありません。
下のグラフを見てください。
※解りやすくする為、各種流入数は平均値とする

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こちらのグラフは、SNSの「新規投稿」と「既存投稿(昔に投稿した投稿)」の流入数を描いたグラフです。
この黄緑色の部分が「資産性」です。
この資産は、投稿を続ければ続ける程ボリュームは大きくなり、新規投稿を中断しても、既存投稿だけである程度の流入が見込める様になります。
これが資産の魅力です。
資産性を考慮すると、売上とコストの関係は下記のグラフの様になります。

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※横軸は時間です
このグラフから解る様に、資産性のあるメディアを上手く運用すると、売り上げがいつか運用コストを超えます。
ここが、食べログなどの広告媒体との違いです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
食べログに関して、口コミは資産じゃ無いの?という所なのですが、これに関しては
・食べログは独自のロジックで星の数を決めている点
・有料プランから無料プランに落とした瞬間に評価が下がった事例の存在
などせっかく良い口コミを溜めても意味がない事が多々あるので、今回は資産性が無いとしています。

飲食店の集客方法その3
「低コストで行え、一度回り始めれば半永久的に回り続ける」
紹介制度

紹介制度とは、友達を連れてきてくれたら、友達と連れてきてくれた人に1ドリンクプレゼント!みたいなアレです。
これは「設計がほぼ全て」と言われるくらい「設計」が大事になってきます。
なぜなら、紹介する側、される側両方にとってあまりメリットが無ければ紹介してくれませんし、逆にメリットが大きすぎると、コチラが潰れてしまいます。
また、「紹介する側の選定」も大事です。
なぜなら、お店の事が好きな人に連れてこられた人の方が、お店を好きになってくれる確率が高いからです。

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よく、お店の壁に大々的に紹介制度について書いているお店も見かけますが、あれが一番やっちゃいけない事です。
単純に、クーポン目当ての来店客を増やすだけで、客の質が悪くなり、利益率が下がります。
そして、下手をすると、悪い口コミを書かれます。(これが一番痛い)
また、紹介する人を限定する事で、紹介する人は、定員さんに認められた気分になり、更にお店を好きになってもらえます。(そして、そんな人が新規客を連れてきてくれる。最高ですね)

飲食店の集客方法その4
「低コストで行え、数をこなせば確実に1人は集客できる」
ポスティング

こちらに関しては、詳しく説明する必要はないですね。
ビラをポストに入れまくる、ただそれだけです。
これは、数を打てば必ずお客さんを呼べます。
私の経験上大体100~300枚ビラをポスティングすると1組きてくれます。
ここでは、費用と、コツに触れていきます。
費用に関しては、下記の通りです。
・チラシ/ A4 / 片面カラー / 光沢紙  2500枚(4600円)
・ノリ付き封筒 2000枚(9790円)
6.735円/1枚
1組のお客さんを呼ぶのに673円 ~ 2020円くらいかかる計算ですね。
上に書いた様に、1枚辺り6.7円+人件費がかかる訳ですから、何枚に1組来てくれるか?の数値(顧客獲得単価)が重要になります。

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欲を言えば、赤い部分で抑えたいですね。
550円で呼んだお客さんが、平均3人1組で来てくれて、客単価が4000円だと
4000×3 = 12000 - 550円 - 原価 = 粗利です。
ここの数字が美味しいか?で導入を検討してください。
少し難しい話になりますが、一度の来店で回収する事を考えず、一生の間でお客さんが落としてくれる額(顧客生涯価値)で効果判定する事もできます。(これと、なぜ封筒を使うのか?については、また後日書きます)

飲食店の集客方法その5
「外国人旅行客を取りたいならコレ」
海外webメディア(大衆点評、トリップアドバイザー)

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コチラに関しては、旅行客を取りたい観光地などの場所にお店を構えていらっしゃるのであれば、ほぼマストで行うべきです。
これらは口コミが貯まらないと意味が無いので、店内で口コミを書いてくれた方にサービスをするなどして、口コミを書いてもらいましょう。
これらのサイトの口コミは前述の「資産」に当たります。積極的に獲得していきましょう。
この辺りは、1や2辺りで触れてきたので省略します。

飲食店の集客方法その6
「やらなきゃ損!これだけは絶対にやりましょう」
Google MAP掲載

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これに関しては「Google MAPの検索上位に来るには?」という記事を書くつもりなので、ここでは深く述べるつもりはありません。
ここで言いたい事は1つやってないなら必ずやりましょうって事です。
ここからできます。

飲食店の集客方法その7
「最近できた、全く新しい集客方法」
Uber Eatsクーポン

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これは、その名の通り、Uber Eatsで出た食べ物の袋の中にクーポンを忍ばせておくと言った手法です。
Uber Eatsの導入が前提になってしまうのですが、これ、案外コスパ良いです。
私の場合、Uber Eatsで出た食べ物と一緒にフライドポテトをサービスとして無料で同梱し、クーポンのビラも同封します。
これは、前述の「ポスティング」に似ているのですがポスティングの比にならないくらい来店率が高いです。
理由は簡単で、このUber Eatsでご飯を注文してくれたお客さんは、お店の商品自体に興味を持ってくれている人です。
そして、その商品に満足してくれた場合、Uber Eatsで頼むより、店頭に足を運んだ方が安いし、温かい。
お店に行くメリットは大きい訳です。
それを最後にクーポンという形で背中を押してあげる。これが、案外来ます。
Uber Eatsを導入しているのであれば、是非お試しあれ....

まとめ(自分に合った集客方法は?)

色々手法を書いてきましたが、一度に全部する事もできませんし、予算の都合上これとこれしかできない等あると思います。
できる限り「こう言った場合にオススメ!」と書いてきましたが、それでも何かしら悩み、不安がある方はLINE@を用意しておきましたので、こちらから質問してくだされば、個人的に回答させて頂きます。
今後も、この様な飲食店経営に役立つ記事を書いていきます。
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それでは







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