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大学のオンライン化の何が問題か。

ども。

鬱屈した春夏学期をついにサバイブしました。

コマ数自体は1、2年時の週11コマ⇨今期週8コマでかなり減少&飲食店のバイトのシフトも激減したので、かなり余裕のある生活ができたはず、、なのですが。

表題に関しては「大学生の日常も大事だ」運動とか、もう世間にいろいろ論評が溢れかえってるので、あくまで個人的な感想を述べたいと思います。

「どうせ大学生は遊んでるだけだから、対面授業になっても勉強しない」などの声も見らえるのですが、一応通算GPA3.8、過去2年間それなりにまじめに勉強してきた者として書き記します。

①オンラインのメリットその一:大学に通う手間が省けた

これは間違いないです。個人的には片道1時間かけて、定期代もかけて通っていたので、それが省けたのは大きい。梅雨の時期もほぼ外出しなかったので雨に濡れて嫌な感じで講義を受けることもなかったです。

②オンラインのメリットその二:好きな時間に受講できる

今回履修した講義は半数がオンデマンド配信型、半数がZOOMのオンラインライブ型だったのですが、前者に関しては間違いなく当てはまります。特に午前中の講義は眠くなることが多いので、一時停止して仮眠してから再開、なんてこともできて結構便利でした。また、再生速度を1.5倍などにすることで得る情報量はそのまま、参考資料などに目を通す時間も生まれました。

③オンラインのメリットその三:ぼっちが苦じゃない

「キャンパスが恋しい~」などといいがちな私ではありますが、実は学内のサークル等に一切所属していないこともあり、学内の交友関係はめちゃくちゃ狭いです。昨年度は昼に友人と一緒に昼を食べた回数は20回行かないぐらいじゃないでしょうか。そういう意味では、家なら家族もいるし、ぼっちも何もって感じで、非常に精神的には楽でした。

➊オンラインのデメリットその一:時空間の圧縮

さて、通学時間が減って楽、といいましたが、その時間を何に使ったのかというと、、、「睡眠時間の充実」でした。私の場合。まあ、これまで眠気と闘いながら講義を受けてきたことを考えれば、一日10時間も睡眠時間が取れたのは健康的なのかもしれませんが、、、。その上、自宅の自分の部屋で講義を受けつづけるのでは、授業時間と自由時間の区別がつかなくなり、相当だれました。やはり、大学へ向かう1時間、大学から帰る1時間で相当自分の中でのモードの切り替えをしてたのだと思います。ある程度の空間性はやはり重要だと気づかされました。

➋オンラインのデメリットその二:大学生というアイデンティティを失う

もちろん、授業を受けている以上学生の本分は満たしているのですが、やはりキャンパスで、教室で、他の学生と顔を突き合わせて、受講するからこそ、「〇〇大」の学生だ、という自己認識を維持できるのだと思います。いくら友人が少ないとはいえ、同じ講義を受講してれば隣に座ったりはします。今学期はそういう経験が全くなく、オンデマンド型に至っては自分以外にその講義を受けているのが誰か全くわからない状態で、非常に不思議な感じでした。ちなみに今学期から本ゼミが始まりましたが、顔と名前以外何も情報を持っていない。全然一体感を感じないです正直。せっかく2年間興味が近しい人たちと切磋琢磨できるはずなのになぁ。

➌オンラインのデメリットその三:知り合いと会えない

微妙な言葉遣いの使い分けに気づいてください。「友人」はいなくても「知り合い」はそれなりにいます。そんな彼らと、別に授業後飲みにいったりするわけでなくても、キャンパスですれ違って「おひさ~」とか「おつかれ~」とか声かけあったり、そういうまさに「なんでもない日常」が自分を支えてたんだなってことに気づかされました。人「間」なので。

他にも、「中高生は学校に通えてるのに大学生だけオンラインで家に引きこもり」「サークルにもまだ入れてない」とかの論点もありますが、前者は広域に学生が点在している大学の特殊性は加味すべきだと思うし、後者は自分には関係ないので今回は言及しません。

特に何か新しいことを言ったわけでもなく内容もガバガバではありますが、あまり真剣に書こうとしても疲れるのでこれくらいのクオリティでご容赦ください。うちの大学は後期もゼミ以外オンライン、ゼミも指導教官次第でオンラインみたいです。もしゼミがオンラインだったら、1年間顔合わせ続けてるのにそれぞれのパーソナリティ全然わからないってことになりかねない。意味わかんないですね。


おわり。

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