わからない日本の姿
理(り、Lĭ)とは、中国哲学の概念。 「地理」「肌理(きり)」(はだのきめ)などのように、ひろく事物のすじ目も意味するようになる。 それが抽象化され、秩序、理法、道理などの意に使われるようになった。
儒教においても
儒教は、五常(仁、義、礼、智、信)という徳性を拡充することにより五倫(父子、君臣、夫婦、長幼、朋友)関係を維持することを教える。
と、日本人の思想の源流にあるのは、中国哲学からの影響が多くみられる。
そうすると、【日本人独自の思想はないのか】
という疑問が浮かぶ。
日本独自のものと言えば、ひらがな、カタカナの文字。
漫画からアニメの文化などがある。
ひらがな・カタカナ→漢字からの略式発展
漫画→擬人化などの変換や、人体や風景の略式画
アニメ→ディズニーの模倣からの発展と進化
にあるように。
日本は【略式、簡略化】の文化であり、外国から文化を日本独自の文化に変換する【融合の文化】である。
【簡略化と融合】
それと
口承oral tradition)は、歌いついだり、語りついだりして、口から口へと伝えること、あるいは伝えられたもの。
口頭での伝承(口頭伝承)・口伝(くでん)、口伝え(くちづたえ)での伝承(口伝伝承)ともいう。
口伝伝承の文化である。哲学や儒教の教えから進化発展したものが、口伝伝承されて、元の教えと日本独自の教えの境界線がわからないものが多い。
文字として体系化されている訳ではないので、より日本の独自性が分かりにくい。
けれど確実にある日本の思想は。
現代の日本では、中国からの思想、西洋から資本主義の思想により、分かりにくい日本の思想は、分断されて色分けされた。
日本の思想は無いものの様になっている。
今いちど日本人の考え方や思想を、まとめる時期に来たと思う。
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