サビアンシンボルをアカシックレコードとして読む20201101

本書の意図、サビアンシンボルでアカシックリーディングする

 サビアンシンボルは、占星術の12サインの360度ずつに、シンボルとしての詩文を書いた物で、1925年前後に作られた。のちにディーン・ルディアはサビアンシンボルは、内容に不規則要素があり、アカシックレコードの片鱗が反映されているのだと主張した。わたしはサビアンシンボルの内容に不規則性があるとは思えず、内容は確実に連続しており、どうしてアカシックレコードに関わることなのか違う理由を言ってほしかった。サビアンシンボルはサインの性質、サインの中の度数の数字の意味、ほかのシンボルとの幾何図形的な配置での整合性に忠実に従っており、計算したかのように並んでいる。
 自分が1990年前後に書いた著作では、このルディアのサビアンシンボルはアカシックレコードの片鱗をあらわしている説を否定したが、今はその発言を訂正したいと思っている。この時にルディアの言った不規則性、断片とか片鱗という言い方は間違っていると思うが、正確に言えば、サビアンシンボルは、アカシックレコードをそのまま反映しているものではない。このことを理解するためにはアカシックレコードとはそもそも何を示しているかを詳しく説明しなくてはならないだろう。

ここから先は

59,781字

¥ 600

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?