サビアンシンボルでアカシックリーディングする(54)20220205
サビアンシンボルでアカシックリーディングする(54)
2022年1月29日から書き始める
しし座29度から、さそり座29度まで書く
生みの苦しみ
しし座29度A mermaid.[人魚]については、ルディアは生みの苦しみというようなことを説明していたのではないか。わたしはこれについて、しし座は創造意欲とか自己表現欲求。おとめ座は文房具。つまり画版とか粘土とか、具体的な素材に、創造意欲を反映させることに、生みの苦しみがあるのだと説明していた。抽象的なものを具体化するのだ。よく昔から何かを説明する時には、具体的に説明するのが良いと言われているが、それは必ずしも正しい考えとは言えない。というのも、抽象的なものは、そもそもが具体化できるものではなく、無理に具体的な例にたとえてしまうと、それは嘘になることでもある。
実際にこの度数を持つ人には創作活動をする人が圧倒的に多い。人魚の下半身は魚で、海の中に住んでおり、これは地上の人間からすると、無意識をあらわしている。無意識の中から、上半身人間の体が形成されていくのだ。でも半分魚、半分人間というところに、明確な人間になりきれない、いつも敷居の上にいるような状態が示されている。この度数の人は、この境界領域にいることがとても好きだと思う。
なので、この度数の人が創作するにしても、完成しましたという段階が楽しいのでなく、どうやって形にしようかと試行錯誤しているところが、一番楽しい。
反対に見れば、地上で暮らしている(左脳中心の)人は、人魚に出会うと、海に引きずり込まれるということにもなりやすい。人魚は陸に上がる、水に戻るという両方の行き来ができるが、人間は陸でしか生きられない。人魚にある種のまがまがしさを感じるとしたら、そういうことなのだ。そして29度が比較をあらわすとしたら、もちろん人の世界と海の世界の比較だ。
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