サビアンシンボルでアカシックリーディングする(45)20211121

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(45)

2021年11月14日から書き始める

しし座26度から、さそり座26度まで書く。26度はかなり似ているので、各々サインごとの区別をつけることに工夫しなくてはならない。どうしても混じってしまうのだ。26度に限ったことではないが。

虹で降りてくる

 26度は上から降りてくるものを受け取ることで自分が変容していくというものだ。しし座26度A rainbow.[虹]は、空の上のほうから虹が降りてくる。虹は7つの色が重なった、階段のようなものでもあり、この虹の上のほうには太陽や恒星など上のコスモスがある。この点では上にあるものを受け取るということだけでなく、この上から降りてきたものが7つの階段のように階層化されているということが重要なのかもしれない。そして下にあるものは、降りてきたものに応じて、変容していく。これは身体が「通路のスタイル」に応じて、再構築されていくと思ってもいいのではあるまいか。上がっていくだけでは身体は変容しない。虹が降りてくることで、身体は変わっていくのだ。
 もちろんこれは物理的な現象としての虹のことではなく、神話上の虹の意味だ。wikipediaでは、神話の虹という項目で
「ギリシア神話ではイリス(Iris)という伝令の女神そのものとされる。
オーストラリアでは虹は天地に住み水をもたらす神の蛇であるとみなされた。
北欧神話では虹は天上の神界に通ずる橋とみなされた。これをビフレスト(Bifrost)と呼ぶ。
ブリヤート人のシャーマニズムでは虹は魂が天に昇る道であると考えられた。
日本神話ではイザナギとイザナミが虹を渡って下界に来たとされる。
ガボン南部では人類の先祖は虹を通ってきたという俗信がある。
インドでは虹はインドラ神が雷の矢を放つ弓であるとみなされた。
旧約聖書ではノアの大洪水によって世界が滅亡したのちに現れたことから虹は神の証とみなされた。中米のスム人の間では虹は不吉なものとされる。
古代スラブでは虹に触れると天に引き上げられペルム神の力で身が変化すると考えられた。」と列挙されており、天上の神界との橋というのが、比較的想像しやすいものではあるまいか。
「インドでは虹はインドラ神が雷の矢を放つ弓であるとみなされた。」という点では、上空にインドラがいると思った瞬間に、インドラの剣で胸を刺され、痛くてのたうちまわった経験を書いたが、つまりこれはわたしのところに虹がかかったことなのか。
 7つの階層ということでは、少しずつ階段のように降りてくるものであり、いきなり落ちてくるということではない。スペクトルとしては、弧を描いた虹は、内側が紫で、一番外側に赤があるので、天と地の架け橋としての7つの振動の順番は反対になっている。ただしこれは物質の虹の話。

 しし座25度A large camel crossing the desert.[砂漠を横切るラクダ]は、カバラの象徴として説明した。深淵(アビス)を渡るラクダは、街から離れて、究極の意識の領域に向かうものだった。生きているものは砂漠で死に絶え、その先は古き神々の世界で、生命の樹の頂点ケテルは、恒星と結びついている。これは街で暮らしている人が、そのままでは恒星領域、真の太陽すなわちデュートロコスモスの太陽に至ることはできないということを暗示していた。かならず深淵を通るのだ。社会生活をしている中で深淵を渡ることができるかというと、そもそも社会とは深淵からの防衛のために作られている。なので、この社会の中でそれを想像することも困難なことではある。
 虹の階段は、この25度の探索、旅によってルートが作られた。26度は、25度で作られた器の形に沿って、上空のものが降りてくる。25度の探索の旅のとおりに、虹がトレースしてくる。

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