サビアンシンボルでアカシックリーディングする(24)20210604

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(24)

2021年5月27日から書き始める

前回(23)で、しし座までの19度について書いたので、今回はおとめ座以後について書くことにする。19度にはなかなか安定感があるものだと感じる。

エーテル界を泳ぐことに慣れる

 おとめ座の19度に至るまでの一連の流れ。
おとめ座16度An orangutang.[オランウータン]
おとめ座17度A volcano in eruption.[噴火している火山]
おとめ座18度An ouija board.[ウィジャ盤]
おとめ座19度A swimming race.[水泳競争]

 16度ではおとめ座が小さな自己を作るために排除した影の領域、すなわち自分以外のすべての要素が、オランウータンという表象を通して、身近に迫ってきており、それを受け入れると、影を追い出すことではじめて成立していた小さな自己はあえなく崩れてしまう。これがおとめ座の(塔壊しという)崩壊現象だったのだが、17度では開き直って、いままでの塔を維持することでなく、むしろ塔が壊れたことの利点を考えようとする。なので噴火する火山は災害だという印象ではなく、お祭りのように受け取られる。
 18度では、いきなりの火山の爆発でなく、小出しに影の領域からの情報を抽出する。もちろん18度なで、小出しの解放が主眼でなく、無意識領域をサーチしているのだ。こうやって、何度も深い無意識の領域からのアクセスに慣れてくると、より大胆になり、19度で、この無意識の海に自ら飛び込み自由に泳ぐことができる練習をするのは自然な流れだ。ここで生活できるようになるまでというのが目標だ。
 つまりウィジャ盤は無意識の領域の地図作りとも言えるし、それがだいたいわかるようになったら、こんどはそこに移行する。ここまで説明すると、水泳競技についてはわりに理解しやすくなると思う。いきなりこのシンボルだけを読むと、まったく意味がわからないものだと思う。
 ルディアはこの度数の連続性については考えていたが、ジョーンズはあまり考えていなかったと思う。タロットカードは連続しているということをいまだに意識しない人もいるらしい。でもこのカードの連続性を考えないとカード一枚ごとの意味はまったく不明となるはずだ。

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