23歳社会人2年目、クラファン初挑戦。"ウラ"の想い
前もってお伝えします、今回はかなりの長文です。ですので、お時間のない方向けに今回の趣旨を簡潔にお話しすると、
https://camp-fire.jp/projects/781485/view
さて、これより社会人2年目、23歳の僕が2024年10月1日00時00分よりクラウドファンディングに挑戦するに至った経緯を、スカしたエッセイと言わんばかりに記していこうと思う。
僕のエッセイを読むことが生理的に無理な方は、上記URLより割とまともに記した"オモテ"向きの想いをご覧いただけると、死ぬほど喜びます。
クラファン挑戦、"ウラ"の想い
「"ご当地"ボードゲームを商品化し、地域課題を解決したい」
なので皆様、どうか50万円ご支援ください!!
これは"オモテ"の想いである。
そして、"ウラ"の想いはこうである、
「アナザースカイかプロフェッショナル仕事の流儀に出たい(それ系のテレビで一度は語ってみたい)ので、このクラファンを機に僕を有名にさせてください!!!」
...
こんな僕のココロノナカを公にして、誰が支援してくれると言うのかね、なんとも馬鹿げている。
そう、僕はバカなのである。
この気持ちを抑えて、皆様からお金をいただくなど、もはや罪なのである。と思ってしまうほどのバカ正直な嘘のつけない純粋な少年なのである。
生涯の夢:アナザースカイに出演する
約10年前、僕が高校入りたてくらいから毎週金曜日の夜、Mステよりも欠かさずみていた番組。そう、それが「アナザースカイ」である。
自分の人生の岐路に立った場所を紹介し、当時お世話になった先輩や師匠に挨拶へ行き、当時の想いやこれからの抱負について語る番組。
「こごが僕のアナザースカイ、〇〇です」
15.6歳の僕はそんな番組を見ては、いつか出演する皆様のような大人になって、そんなワンフレーズを言ってみたいなと、本気で夢見ていた。
恥ずかしくてここには載せられないが、大学へ入学し、マレーシアへ短期留学へ行った際、この念願のワンフレーズを友人のレンズに向かって叫べた事は嘘のないように記しておきたいと思う。
ここで更に記しておきたいが、現段階(2024年9月)での僕のアナザースカイはマレーシアではない。母校である東洋大学白山キャンパスのECZ(English Community Zone)である。
僕の人生を変えた場所: ECZ
18歳の僕には刺激が強すぎた。
これまで英語を日常生活で話した事がないことはおろか、外国人と接する機会などあるはずもなく、そこでの1年間は本当に夢のようであった。
大学入学時のオリエンテーションにて、「当大学はSGU(super global university)であり、国際交流を活発に行なっているECZという施設があるので一度行ってみるように」と案内を受けた。
当時過去一で尖っていた僕は、日本人と一緒に大学生活を送りたくないと本気で思っていた。
そんな僕からすると、
「なんだその夢のような場所は!!!」
と言わんばかり高揚ぶりで、即日見学に行ってみることに。
結果は大敗。
見たこともない世界中の人々が、英語という公用語を話しながら、ゲームをしたり、テレビを見たり、音楽を流したり、会話をしたり、自由気ままな空間がそこにはあった。
その日は、日本人スタッフの方にサポートを受けながらなんとか数時間ほどその空間に滞在したが、コミュニケーションによる疲労感をこんなに感じたことはないくらい感じた。
なんせ、なんと言っているのかさっぱりなのだ。
日本人であれば、まだ何を言っているかわかる、しかし、今回は会話さへ成り立たないのだ。
今振り返れば、よく最初の数ヶ月を耐え凌いだなと本当に思う。間違いなく相槌や作り笑顔が上達した期間に違いない。
その精神的且つ学力的サポートを支援いただいたスタッフの皆様には感謝してもしきれない。当時は本当にありがとうございます。
そこでの日々は本当に夢のようであった。
通い始めて3ヶ月ぐらいが経つと、粗方何を話しているのかが理解できるようになり、自分自身も日常会話はできるようになっていた。
なので、積極的にそこにいた外国人留学生を遊びへ誘うようになっていた。
スペイン、イタリア、フランス、アメリカ、メキシコ、プエルトリコ、フィンランド、ドイツ...
本当に世界中の友達ができた。
ヨーロッパの国毎に1人友達はできたくらいだ。
そうして、ほぼ毎日彼らと時間を過ごすうちに彼らの世界観を知るようになった。
「本当にポジティブ人間」
ポジティブ思考が根付いているのか、能天気なのか、よくわからないがとにかく一緒にいてプラス思考になるようになった。
当時日本人と距離を置いた理由がそこにあり、主観が絡むが、日本人は仲良くなる上で、何かを愚痴る、というのが普通になっているように思う。
人の愚痴、バイトの愚痴、社内の愚痴...
愚痴の数ほど空があると言わんばかりに。
その空間が気に食わなかった(今はそんな事思ってないのでご心配なく)。
そんな僕からすると、彼らとの時間は本当に幸せだった。
何かを相談しても、君なら大丈夫。だって君は僕が大好きな友達なんだから。そんな言葉をいとも簡単に言い合うのである。
最高のコミュニティだ。
そんな最高の時間も束の間、例のマレーシア短期留学から戻ると、世間はコロナ禍に入った。
そう、人生終了のお知らせである。
コロナ禍: 友達全員強制帰国
コロナ禍に入り、外国人留学生は全員帰国した。
入学当初から外国人としかいなかった僕は、周りからほとんど友達がいなくなった。
そんな僕に追い打ちをかけるかのように、無期限の海外留学の延期・中止であった。
コロナ禍では、本気で考えていたヨーロッパへの海外留学も困難で、完全に自分が当初思い描いていた人生設計図が崩れた。
長期留学へ行き、海外で仕事をする。
そうなると頭では妄想していた。
現実は容赦ない。
授業はオンライン化し、時間だけが過ぎていく。
1日のほとんどを家で過ごす時間が平気で1年以上続いた。
変えられない環境の中で、変えられるのは自分の思考である。
海外思考を辞め、国内で出来ることはないか、そう考えるようになった。
そこからはとにかく挑戦できることはとことんした。
コロナ禍でも奇跡的に募集していた軽井沢でのリゾートバイト、仙台・デザイン会社でのオンラインの地域課題解決型インターン、国内1人旅、青森県でのお試し地域おこし協力隊...
(ヒッチハイクをしなかったのはただのビビりである)
そんな、ある種自分探しの旅に出てる中で、中学の同級生や大学の友人がInstagramや TikTokでインフルエンサーとして活動を始め、認知を拡大していった。
5万人や30万人といったフォロワー数を獲得し、
学生ながらビジネスをする姿は当時眩しかった。
そんな周りの友人をみて、
まだ何者でもない僕は焦った。
普通の人生を送りたくないと、就職活動はろくにせず、何者かになりたいともがき、それを探す日々。
そんな中で出会ったのが、「地元」だった。
地元: 地域との切っても切れない関係
旅は前から好きだった。
地域の魅力発信は、個人SNSで密かにずっとしてきた。
そんな中でふと思いついた、
「地元の魅力発信してる人誰もいなくね?」
そんな想い付きから、「ドローカルインフルエンサー」と言わんばかりに、超ジモトの魅力発信をSNSでするように。
半年でフォロワー数もそれなりの1000人は超え、地域イベントを開催すれば、何人かは集まるようにまでなった。
その実績から、今の会社に就職が決まり、
僕は"ローカルインフルエンサー"という名のもと、何者かになった僕の社会人ライフが始まったのである。
2024年現在: "真"のローカルインフルエンサーになりたい
学生時代にできたこと、それは
地域の魅力をSNSを通じて伝える事、そしてイベントを開催して人を集める事。
学生時代にできなかった事、それは
地域の新たな魅力を創る事、そしてボランティアで終わらないビジネスを地元でする事。
社会人2年目の今。
学生時代にできなかった事を成し遂げたい。
その1歩目が、まさしくこのクラファン挑戦なのである。
地元にとって新たなコンテンツであるボードゲームを商品化し、ビジネスとして地元の魅力を広めたい。
これが今の僕の本当のココロノナカである。
学生時代の大きな逆境から得た、どんな環境でも、場所でも、人でも何とかなるという自信。
普通の人生を嫌い、何者かになりたいともがいて出会った、ローカルインフルエンサー。
SNSだけじゃない。ボードゲーム、ラジオ、観光、クラウドファンディング...
様々な視点から地元の魅力を伝え、創る。ビジネスとして新たなモデルを作り、全国の地域へ還元したい。
真の意味での、"ローカルインフルエンサー"を目指し、クラウドファンディングにこの度挑戦します。
https://camp-fire.jp/projects/781485/view
ここまで読んでいただいた皆様
これが僕のクラウドファンディングに挑戦しようと思うに至った全貌です。
このクラファンを契機に、ローカルインフルエンサーとして成功を収め、アナザースカイに出演。ECZをアナザースカイで紹介した後、ヨーロッパ各国に点在する僕の友人を紹介しに、アナザースカイの経費にてヨーロッパを旅する。
この夢をどうにかして実現したい!!!笑
わがまますぎる私の夢へのご支援、
何卒よろしくお願い申し上げます!
https://camp-fire.jp/projects/781485/view
p.s 冒頭の画像は、光栄にもクラウドファンディングに挑戦する際に使用させていただいているプラットフォーム"campfire"を立ち上げた家入一真様とお仕事をご一緒させていただいた際に撮影した1枚です。ご縁に乗じて、成功を願って。