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公務員人生は詰みやすい?

こんにちは!みっちーです。

地方都市で行政職として務めながら、地域の経済が豊になるよう日々様々な業務を行っています。Twitterもやっていますので、私のnoteが気に入ったらフォローしてみてください。


たぶん、わたしだけだと思うのですが、役所(地方の行政職)で働いていると”ふと”思うことがあります。

『もしかしたら、人生詰んでいるのかもしれない(笑)』

ちょっと笑っちゃうかもしれませんが、、、笑


というのも、役所に在籍し続けたところで、自分の力で出来ることは限られているということ。

毎日毎日仕事を続けた結果・・・

❶制度改革
❷規制緩和
❸税財政支援

などの政策を継続して行ったとしても、基本的にはあくまでも民間企業が行う事業の”支援”でしかないということ。共産主義国ではないですので、民間企業が稼ぐことで富が再配分されます。

もちろん、それでいいと考える人。それが正しいと思う人。いろんな考えを持った方いるのでそうした方を否定したいわけではありません。


私は、ただ単純にこのままではいけないんじゃないか。自分の能力や行動力を使えばもっと地域のためにできることがあるんじゃないかって、30を過ぎてから思うことがとにかく多くなりました。

特に、行政組織で体力と寿命を大量に消費している場合ではない。


行政は、一定の公平性を保ちながら民間企業や市民のビジネスがやりやすいように支援していくのが基本的な考え方です。(基本的に民間にできないことは、外交と国防ぐらいでです。本来、行政の役割は相当小さい)


そう、やって当たり前

単純に必要なことを出来ていないから苦労しているのであって、やって当たり前のことに、庁内の縦割り部署・リテラシーの低い職員との調整や、自分は偉いと勘違いしている人に説明するための長い意思決定、さらには国や県との協議に時間に多大な時間をかける。

ちなみに・・・最近では、それすらも分かっていない行政職員が増えているように感じることがあります。とりあえず、必要なことを事務処理すればいいだけ。あとは国や県からの指示待ちの状態です。


本来、行政は、当たり前のことを当たり前のように行えばいいんです。ただそれだけです。

そして、仲間とともに冒頭の❶から❸に関して本気で頑張ったことや達成したことを公務員人生にたくさんの願いを込めてストーリーをつくる。

でも、私は、それで自分が定年退職を迎えたときに『満足(やりきった)した』と言えるだろうか。本当にそれが地域のためになったのだろうかと考えてしまうのです。


きっと、自分には毎日8時間労働を行い、庁内外で生じる大きなストレスを抱えながら、庁内の多くの障壁により地域経済にあまり貢献できなかった定年間近の自分の姿がイメージできてしまっているからだと思います。

だからこそ、行政職人生に詰んだと思ったのかもしれないです。


行政を辞めて起業して成功するかどうかは、アジャイルに進めていく自分の行動力によるところが大きくなりますが、どのような状況になろうと、挑戦している自分が楽しいと思えるんじゃないかと思っています。


民間が公務員と異なるのは、仕事をする人を選べるということ。公務員は仕事相手を選ぶことは絶対にできません。

嫌なら付き合わなきゃいいというのは魅力的です。そうはいかないと言う人もいるでしょうけど、苦手な人と付き合って人生を消耗して得られた価値って何ですかね。そこに自分が満足できるのか思うと疑問です・・・

この続きはまた書いてみたいと思います。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。またー。




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