見出し画像

プログラミング教育について考える記事

いつも多くの方に記事を読んでいただき、本当にありがとうございます。励みになります。

さて、今回はフォーラムに多くいただいた件に関してです。なぜか多くの方から”プログラミング教育必修化に関してどう思われますか?”というご意見をいただきました。世間的には関心ごとなのでしょうか…
初めに言っておくと、筆者はゲーム開発者といえどもゲームデザイナー(プランナー)ですので、プログラマーではないです。スクリプトは打ってもプログラムは書きません。HTMLくらいなら書けますが、C♯とかPythonとかJSとかPHPが書けるわけじゃないので、大前提として素人レベルのことしか言えないと思います。その上でご覧ください。

そもそも自分の時から授業はあった

そもそもの話ですが、筆者の中学校は公立中学校でしたがパソコンの授業がありました。そこではHTMLを使ってホームページを作ろうとか信号機のアルゴリズムを考えようとか授業でやっていました。
ハイパーリンクと踊る謎の宇宙人のgifを駆使して簡単なゲームを作って、めっちゃ先生が褒めてくれた記憶があります。

今回義務化されたプログラミング教育というのはそういうものとはまた異なるのでしょうか?いきなりC言語でも打つのかしら・・・などと何も知りませんので、調べてみることにしました。

ということで調べてみた。

https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/11/06/1403162_02_1.pdf
今日、コンピュータは人々の生活の様々な場面で活用されています。家電
や自動車をはじめ身近なものの多くにもコンピュータが内蔵され、人々の生
活を便利で豊かなものにしています。誰にとっても、職業生活をはじめ、学
校での学習や生涯学習、家庭生活や余暇生活など、あらゆる活動において、
コンピュータなどの情報機器やサービスとそれによってもたらされる情報と
を適切に選択・活用して問題を解決していくことが不可欠な社会が到来しつ
つあります。
コンピュータをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを
知ることが重要です。コンピュータは人が命令を与えることによって動作し
ます。端的に言えば、この命令が「プログラム」であり、命令を与えること
が「プログラミング」です。プログラミングによって、コンピュータに自分
が求める動作をさせることができるとともに、コンピュータの仕組みの一端
をうかがい知ることができるので、コンピュータが「魔法の箱」ではなくな
り、より主体的に活用することにつながります。

とりあえず文部科学省のデータを引っ張ってきました。どうやら、必修化されるのは小学生の授業みたいですね。

スクリーンショット 2020-05-23 20.55.07

スクリーンショット 2020-05-23 20.55.59

そしてこれが実際に行われる授業の内容の一例のようです。資料を眺めている感じだといわゆるIT系のプログラミングというよりは自動車や自販機のプログラミングの仕組みなどの学習を指しているようですね。

すごい個人的な見解ですが、「単元で挙げられているような例はやっても面白くなさそう」という印象です。
少なくともこれで興味持ったからゲームを作るぞ!みたいな方向ではなさそうですね。Nintendo Laboとかの方がプログラムを組むのに近いことができそうな気がします。
今の小学生は最新の技術に触れていて相当高度なことができるはずなので、プログラミング教育をするというよりは教育者が色々教えてもらった方が意外に有意義で面白いのではないかと思います。コンピュータを魔法扱いしているのはどう考えても子供より大人じゃないでしょうか。

でも子供が興味は持っておくことは良いと思う。

とはいえなんでもそうですが、興味を持っておくことは大事だと思います。
その方が将来の選択肢も拡がりますし、筆者のように急にゲームの道を志すケースもあるので何がなんの役に立つか分かりません。

しかし、今の小学生1年生が成人するのが2034年と思うと、その頃には今じゃ考えもつかないような社会になってそうですね。その時もゲーム作る仕事ができていると幸せなのですが…未来の天才たちについていけるようにしておきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?