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じゃあどうすればゲーム会社に入れるの?

前回の記事は、ゲームのお仕事はこんな職種があるんですよー
というものでしたが、じゃあみんなどうやってその職業に就いたのですか?という記事にしたいと思います。
と言っても、ツクールで作ってもUnityで動かしても、何か世の中に発信していればそれはもうクリエイターだと筆者は思っていますので、
ここではゲーム会社に入るにはどうすれば良いの?という観点に絞った記事にします。将来目指している若人がいれば参考にしてみてください。
ゲームをつくるのに必要なスキルなどは別の機会に述べようと思っています。

ゲーム会社もほとんどは普通の株式会社

いきなり身も蓋もない話にはなってしまいますが、ゲーム会社と言っても普通の株式会社がほとんどです。
ということは、普通の会社(と言っても色々ありますが)と入社の仕方はさほど変わらないと言えます。現に筆者は大学生の時に就活を行い、そのまま採用されて新卒として入社しています。
入り口は色々ありますが、特定の道を歩まなければ絶対になれない職業ではない。ということを最初にお伝えしたいです。
特に筆者が在籍していた会社は有名な大手IT企業でした。そんな世界では「ゲームが作りたいわけじゃないが、入社してたまたま新卒で配属されたから」という人もいました。そんな形でゲームに携わる人も存在するのです。

じゃあ、ゲーム会社に入るにはどういう道がある?

それではどういう道があるのかを紹介していきたいと思います。
他にも色々あると思いますが、あくまで筆者の知る一例としてお読みください。

1.新卒として普通に就職活動を行って入社する
→先述した筆者が入社した方法になります。私の印象にはなりますが、ゲーム業界に新卒で入るのは大学生(大学院生)専門学校生がほとんどだと考えています。専門学校生とはゲーム/ITの専門学校出身の方です。

ここからはあくまで筆者の主張になるのですが、ゲーム会社に入りたいという目的を果たすことにフォーカスすれば、なるべく学歴の高い、もしくは入学難易度の高い大学や大学院に行くことをお勧めします。これは美術大学などにおいても同じことが言えます。

なぜなら、先述した通りゲーム会社も普通の株式会社だからです。
専門学校に入るのも1つの道としては否定しませんが、専門卒だからと言って就職が有利に働くことはあまりないと言って良いと思います。
なんとなく入ってからのアドバンテージがありそうな気もしますが、残念ながらプロ目線で見ると50歩100歩であることが多いです。
※だからと言って高学歴の方がいきなり優秀なわけでもないので、これはまた別の機会で述べますね。

2.普通の企業からジョブチェンジする
→この方法は会社の文化によってもできるかどうかは異なりますが、普通の企業に務めていた方がやっぱりゲームを創りたい!と転職することもチラホラあります。前述した大手IT企業はとても多かったです。転職組でゲーム会社出身はわずか3割くらいで、「優秀なやつは何させても優秀だから採用する」という姿勢でした。
しかし、会社によってはゲーム業界歴や過去のタイトル/実績をとても重視する会社もあります。この辺りは企業文化や姿勢などによって変わってくるものですね。会社というのも、やはり個性があるのです。

3.アルバイトやパートタイムから社員に昇格
→ゲームデバッガー、カスタマーサポートの方はこの形で社員になられる方が多いです。実務をこなしていくうちにリーダーに昇格して入社するという話はよく聞きますし、いきなり経験豊富なスタッフですので非常に心強いことが多いですね。
インターンや見習いとして経験を積んでるうちに社員で大活躍する方も多くいらっしゃるというわけですね。

まとめ

今回はあくまでもゲーム会社ってどういう入り方しているのですか?
という部分だけに絞った記事を描いてみました。
言いたかったのはゲーム会社も普通の会社だよ。という部分なのです。

ただ私がこの業界を目指したきっかけはちょっと変わっている方だと思っているので、次回の記事は私の体験談を書いてみたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

おわり


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