考え過ぎをなくすためには

「お前は考え過ぎだよ」と言われたことはありませんか?
私は何度もあります。
今日やること、明日やるタスク、今週やる必要のあるタスク、将来の目標etc……
PDCAサイクルや目標の達成度など、考え事を作ることは無限にできます。そして、それに達成していなければ、自己肯定感をさげることも自由自在です。

そして、ある日気軽に君は考えすぎた。もっと楽に考えたほうがいいかもとアドバイスをされます。
それもまた、頭の悩みの一つになるのです。

今回は、考え過ぎをなくすためにはどうすればいいかを考えてみます。

ーマ皇帝のマルクス・アウレリウス・アントニヌスは「人生はその人の考え方が決める」(Our life is what our thoughts make it.)という言葉を残しており、多くの人は「考える事」と「アイデンティティ」を結び付けます。しかし、作家のエックハルト・トール氏は「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」(原題:The Power of Now)という本の中で、「考えること」は知能の一側面でしかなく、喜びや美しさ、クリエイティビティは「考え」を越えたところで生まれると述べています。「自由は、自分が思想そのものではなく『思想家』だと気づくことから始まる」というトール氏の言葉にForoux氏も同意しており、「自分」と「思考」は異なったものであると説明しました。

思考は「道具」であるため、1日に16時間も17時間も道具を使い続けるのではなく、必要な時に取り出せることが大切になります。「自分」と「思考」を分け、思考に振り回されないようにするために、Foroux氏は以下の手順を伝えています。

https://gigazine.net/news/20190928-stop-overthinking/

自分の「思考」を観察する

思考を始めたらあるがままに考えを泳がせるのではなく、『自分は考え始めた』と客観的に観察します。これにより、思考に没頭してしまうことを防ぐことができます。

https://gigazine.net/news/20190928-stop-overthinking/

考えすぎてしまう人には、いつの間にか考えに浸っていることもあるかもしれません。
思考時間を制限したり、自分はいつから考え始めているのかを思い出すのもいいかもしれませんね。

生活を楽しむ

どんなに将来的に成功したくとも、どんなに過去に苦しみがあっても、今この瞬間に感謝することを忘れずに、と語るForoux氏。昨日や明日についての考えは手放すようにします。

「今この瞬間に感謝する」ということは、「嫌いなことを楽しめ」といっているわけではなく、たとえ嫌いなことであっても判断や批判をせずに行動に移すということを意味します。そして好きなことの場合は、それが大きなことか小さなことかにかかわらず、全力で楽しむこと。思考することで現実を離れてしまう状態をなくすには、目標や失敗、将来について考えるのではなく、今この文章を読んでいるように、ただ存在するということが必要だとForoux氏は述べました。

https://gigazine.net/news/20190928-stop-overthinking/

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