ゲームのサブスクリプション時代のユーザーのメリット

Xbox Game pass、Playstation Now、Apple Arcadeなど様々な月額制でゲームを遊べるサービスが誕生しています。
これから、サービスが乱立から集約、発展と従来のサービスと似たような未来をたどると思いますが、もしサブスクリプションがポピュラーな販売スタイルになったとき、ユーザーのメリットはどのようなものかを考えてみます。

1.普段遊ばないゲームに触れる

サブスクリプションゲームには未来がないという人もいます。
その論点の一つに、人気ゲームのみが遊ばれ、その他のゲームには金が落ちず、衰退していくという見方があります。

さて、本当にそうでしょうか?
例えばサブスクの先駆けとなったNetflixを見てみる。
Netflixは各週ごとのランキングを発表している。
ゲームと映画ではローンチタイムやリリースされる本数の桁も違うことは念頭にいれながら見てほしい。

Netflixでは1位に来たタイトルも基本的に3週間でトップ10からは消えていく。
ゲームでもよくファミ通が週間の売上本数を上げ、大人気タイトルが数カ月間居座るといった現象はよくあるが、それでも流動性は存在している。

少し話がそれたが、ユーザーのメリットは膨大な本数の中から選択できるという満足感だ。
焼肉のメニューでも5種類から選ぶよりも40種類のメニューから好きなものを選び、食べるという満足感はまた違ったものがある。

ストリーミングサービスになれたユーザーは、一通り触肢が動く人気タイトルを見終わると、次に取る行動はニッチな作品に足を伸ばす。
そこで重要なのはよりユーザーが面白そうだと感じるコアな作品かどうかだ。
そのため、Netflixはどこに支持層がいるかわからないコンテンツも数多く用意されている。

ただ、ゲームの場合、かさ増しとして無名のインディーズゲームを採用しているとも取られてしまう。
まだまだ、販売本数が多くメジャーなタイトルが重視されてしまうのは仕方がない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?