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第80回『メトロイドとは... 宇宙!!』



●メトロイドシリーズ
1986年発売のファミリーコンピュータ ディスクシステム用タイトルを第1作目とするアクションゲームのシリーズ。現在、『メトロイドシリーズ』は主に『メトロイドシリーズ』と『メトロイドプライムシリーズ』の2つに分けられる。『メトロイドシリーズ』はサイドビュー(舞台を横から見た)型2Dアクションゲーム、メトロイドプライムシリーズはファーストパーソン・シューティングゲームの形をとったアドベンチャーゲームである。(Wikipedia より引用)



・メトロイドヴァニア
『メトロイド』と『キャッスルヴァニア(悪魔城ドラキュラの欧米版タイトル名)』という2つのコンピュータゲームシリーズの名前を組み合わせた俗語で、公式には「探索型アクション」などと呼称されている。


【キャラクター】

・主人公 - サムス・アラン:フリーのバウンティハンター(賞金稼ぎ)として活躍している地球人。パワードスーツ着用時の身長は190cm、体重は90kg

メトロイド:透明な緑色の皮膜に赤い核、4本の下アゴを持つクラゲの様な地球外生命体。

鳥人族:古来より高度な戦闘能力・テクノロジーを誇る種族。未開の惑星に入植して数多くの拠点を設け、広大な勢力圏を築いていたとされる。

スペースパイレーツ:高度な知能と技術力で、全銀河系の支配を企む宇宙規模の海賊


■メトロイド (1986)
ハードウェア:ファミリーコンピュータ (ディスクシステム)


・1作目にして完成された不気味で宇宙SF的な世界観。BGM、デザイン。

・開発中にスーパーマリオがヒットし、マリオにはないものを考案。
 清武 博二「なんでよけなあかんねん」→スクリューアタック

・探索型アクションのスタイルを確立。文字を使わずプレイヤーを誘導していくゲーム構造。

・しかし、腹が立つぐらいムズい。ファミコンなので、セーブ地点、体力や残弾の保存、地図等、全てナシ!


■メトロイド ゼロミッション (2004)
ハードウェア:ゲームボーイアドバンス


・1作目のリメイク。ボスやアイテムだけでなく、ストーリーも大幅に追加。
・ゼロスーツでのステルスミッション。後のシリーズにも継承される恐怖要素。
・時系列順でプレイするなら最初にプレイすべし。

■メトロイドII RETURN OF SAMUS (1992)
ハードウェア:ゲームボーイ

・2作目。メトロイドをただただ駆逐する孤独な激渋ゲーム。
・物語のキーポイントとなるベビーメトロイドが登場。ラストはほっこりせずにはいられない!


■スーパーメトロイド (1994)
ハードウェア:スーパーファミコン


・3作目。最高傑作。
「御託はいいから一番面白いやつをやらせんかい」という人におすすめ。
・広大なマップを探索する楽しさ、BGMのかっこよさ、どこを切り取っても完成度が高い。
・ゲーム内でもストーリーが明確になり始める。ラストの感動。

■メトロイドフュージョン (2003)
ハードウェア:ゲームボーイアドバンス


・4作目。ストーリーはより重厚になり、テキスト多め。
・メトロイドを天敵とする寄生生命体Xが登場。SA-X怖すぎ問題。
・90年代生まれだとここぐらいからリアルタイム。(スマブラでサムスを知る→フュージョン or プライムを買った人が多い。) 他作と異なり、指示に従いミッションをこなす進行のため、探索ゲーム初心者におすすめ!


■メトロイド ドレッド (2021)
ハードウェア:Nintendo Switch

・5作目。恐怖がテーマ。新たなステルスミッション要素としてE.M.M.I.が登場。
・メトロイドではなく、鳥人族やXの存在にスポットライトが当たる。
・ゲームとしての完成度が異様に高い。ちゃんと考えてプレイすれば必ずクリアできる。


▪️宮部みゆきが語るメトロイドの魅力

-メトロイドの魅力とは?
ひとつは、世界観がしっかりしていることですね。
これはもうね、有名なことですが、サムスって女性じゃないですか。 銀河のために戦うバウンティハンター(賞金稼ぎ)なんだけども、女性だっていうのが、当時はそうとう新鮮でしたね。 私は30歳を過ぎてからゲームを始めたんですけど、そういった大人から見ても魅力的な世界でした。 ハリウッドの映画でも、こんなに世界観ちゃんと考えてない映画だってあるよ、っていうぐらいしっかり考えられてて。 それでいて過剰な説明があるわけではない。 そのへんのストイックな感じも魅力ですね。(宮部みゆき…本ウェブサイトより引用)


・『バウンティ・ハンター、〜「カウボーイ・ビバップ」みたいな』…『カウボーイビバップ』はサンライズ制作の日本のSFアニメ作品。テレビ東京系などで1998年4月から同年6月にかけて全26話中の一部が放送され、その後WOWOWで同年10月から1999年4月にかけて全26話が放送された。また、2001年9月には劇場作品『カウボーイビバップ 天国の扉』が公開された。
菅野よう子によるテーマソングはテレビ番組などで多用されており、耳馴染みのある方は多いかと思われる。


・『Nasの「illmatic」、Biggieの「Ready to Die」が出た〜94年』…1994年はヒップホップの黄金期と言われており、この二枚以外にも Pete Rock & C.L. Smooth『The Main Ingredient』、Gang Starr『Hard To Earn』、Scarface 『The Diary』、O.C.『Word…Life』、OutKast『Southernplayalisticadillacmuzik』など名盤多数。


・『ストレンジャー・シングス のデモゴルゴンの造形に似てる〜』…ダファー兄弟が制作し、Netflixで配信されているアメリカのSFホラードラマテレビシリーズ「ストレンジャー・シングス」。こちらに登場するキャラクター、デモゴルゴンを指す。


・『ブライアンウィルソン(ビーチ・ボーイズ)の「Smile」みたいな〜』…ポール・マッカートニーも絶賛したビーチ・ボーイズの『ペットサウンズ』を制作した中心人物のブライアンウィルソンは、67年、次作として『スマイル』というアルバムを制作に取り掛かるが、自身の精神状態の悪化などから『スマイル』制作は頓挫し、発表されることなく幻の作品となった。しかし、突如として2004年にブライアンウィルソンが当時の音源を再構築し、ブライアンウィルソン『スマイル』として発表した。


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