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デザイン文化の浸透のためにやっている事あれこれ

私は今、ビジネスサイドのメンバーがいる部署に、1人デザイナーという形で参加をさせて頂いております。その中で、デザイン文化を浸透させようと孤軍奮闘している訳ですが、その内容をnoteにまとめさせて頂きます。

ビジネスメンバーとデザイナーの関係

これだけパワーバランスがビジネスに寄っていると、ビジネスメンバーの発言力が強く、デザインにも無理解で、デザイナーが潰されるイメージを持つ方が多いと思います。しかし、実際はデザイナーがビジネスに関与する事を熱烈歓迎する人達ばかりでした

それどころか、下記のような感じで、デザイナーが何かアクションを起こすたびに大喜びされる事の連続です。

・デザイナーさんがいるだけで話が進む(涙)
・こんなに早くにアウトプットが出来上がるなんて(涙)
・アイディア沢山もらえて嬉しいです(涙)
・本当はこういう事(ペルソナ作成など)をやるべきなんですね(涙)
・デザインがあると意思決定が早い(涙)
・自分が出したアイディアが具現化される(涙)

この様子を見ていて「ああ、彼らはデザインがもたらすプラスの効果を体験する機会がなかったんだろうな」と思いました。つまり、会社の中枢にいる人達が、今までデザインの良さに触れて来なかったのです。

この課題に対して何をやれば効果的なのか、色々と悩みながら探っている状況です。

①週1でデザインに関するプレゼンを行う

UI/UXデザインからキャラクター開発に至るまで、様々な領域のデザインについて、毎週全員の前で発表する機会を頂いております。デザインってこういう風に考えられていて、どのようにユーザー体験を作っていくのか、ご説明をさせて頂く事でデザインに対する理解を深めます。

②ポートフォリオの作成

自分が作った「実案件のデザイン」と「自主勉強のデザイン」を全員が閲覧できるポートフォリオを作り、逐一更新しております。

他案件でやったような事を別の案件でもやってみたい、というインスピレーションを沸かせて貰う事を目的としております。そもそもビジネスメンバーはデザインで何ができるのかを知らないので、実例と共に具体的なイメージを持って貰う事を行なっております。

③週一のメルマガで、しつこいまでにリマインド

週一でデザインメルマガを配信しております。要するに「プレゼン資料見てね!」「ポートフォリオをチェックしてね!」「なんかあったら相談してね!」というリマインドを毎週やるのですが、読んで貰いやすいように失敗談・体験談なども赤裸々に書かれております。

④一緒にデザインを作ってみる

以前「デザイナー以外の人が、クリエイティブを作る環境を構築する」でもご紹介をした通り、オンラインのデザインツールを活用して、一緒にバナーを作る取り組みをしています。手を動かして何かを作り出した経験のないビジネスメンバーに、実際にデザインを作ってみる経験をして頂く事で、「物を作るってこういう事なんだ!」という体験をして頂くようにしています。
結構好評ですよ。

⑤「××やってみませんか?」と誘ってみる

案件を頂いたら言われた通り進めるのではなく、「今回は簡易的なペルソナ作ってみませんか?」「コピーライティングやってみませんか?」などなど、「××やってみませんか?」という言葉を挟みます。そうする事で、関わるメンバー全員が学びの多い案件の進め方ができるので、「××やってみませんか?」は魔法のワードだと思っています。

他のメンバーから指示をされる前に、「何をするのか」「どうやって進めるのか」を、自分自身で主導権を握れるようにした方が良いと思っています。

まとめ

今回は、デザイナーがビジネスメンバーに「デザイン」をインプットする話をさせて頂きましたが、逆に私自身が彼らから学んでいる面も多く、デザイナーのビジネスインプットも急速に進んでいる状況です。デザイナーなのに「数値目標立ててくれ」と言われ、ホゲェ…と思う面もあるんですけどね。

今まで、デザイナーに依頼が来る前の段階だった案件の構想が目下明白となり、そもそもどういう考えで案件が立ち上がっているのか、CMOクラスの方が何を話されて意思決定しているのか、徐々に見えてきました。

残念ながら数字に関する話が多くて、ユーザーにどんな価値を提供するのか、を中心に議論する環境になるには、まだまだ道のりは長いと思っています。そんな中でも、ビジネスメンバーは実はデザインが喉から出るほど欲しかった、という事に気がつけたので、それだけでも貴重だと思っています。

参考記事

最後になりましたが、デザイン文化の浸透に関する記事をご紹介します。


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