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コードと量子力学

量子というものをご存知でしょうか?

物質を形成しているのは原子というのは学校で習ったことがあると思います。

例えばあなたが今手に持っているスマホ。

スマホは、原子の集まりで形成されています。小さな粒が集まって固まってできたものですね。

この小さな粒を形成しているのが、電子・中性子・陽子といった量子です。原子よりも、もっともっと小さなマクロの物質です。

あまりにも小さすぎて、いろいろな物質を通り越しちゃうくらい。人間の体はもちろん、地球まるごと通り過ぎてしまいます。

この量子を捉えて観測するための施設が、スーパーカミオカンデです。

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私達が目で見えている物質は、たとえばスマホを手から離すと地面に落ちたり、玉を坂道に置くと転がったり、物質がどんな動きをするのかは物理学で解明されています。

でも、量子くらい小さなものになると、その物理の法則がまったく当てはまらなくなるのです。それを研究しているのが量子力学というものです。

量子はこれまでの科学の常識がまったく通用しない動きをします。

たとえば、量子は普段は波のような形状をしています。波紋のようにゆらぎながら存在しています。

それを観測するためにカメラを設置して撮影しようとすると、今度は量子は粒のような動きをします。

まるで、観測者の意識を読み取っているかのようです。見られていると気がついた量子が観測されないために姿を変えているんです。

人の念や意識が、観測される側の量子の姿を変えていました。



他にも、量子もつれという現象があることも分かっています。

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これは、離れた場所にある量子同士が情報の伝達をするというものです。

たとえばあなたが北海道にいたとします。もうひとりの人は沖縄にいたとします。北海道にいるのはAさん、沖縄にいるのはBさんとしましょう。

Aさんが目で見た景色を、Bさんも同時に見ることが出来たり、Aさんが感じたことをBさんも感じることが出来たりするのを、量子もつれといいます。まるでテレパシーです。

量子同士には物理的な繋がりは一切ないのに、互いに情報を交換できるのです。そしてそのスピードは光速を遥かに超えているそうです。

さらに驚くべきことは、離れている距離が銀河の端と端だったとしても、一瞬で伝達することが分かっています。光の速度で進んだとしても、何万年もかかる距離を一瞬でテレパシーするのです。

現代の科学ではなぜそんなことが起きるのかは解明が出来ていません。



この不思議な現象を精霊に確認したことがあります。

精霊は「コードの存在を知っているのに、なにを今更驚くの?」と笑っていました。

コードも量子と同じ仕組みだそうです。そして人の念も同じだそうです。

目に見えるものしか信じられない人もたくさんいます。以前の私もそうでした。科学的に証明されたことしか受け入れられない人もいます。以前の私です。

量子の研究が進んだのは、ここ30年ほどのことです。

天才物理学者のアインシュタインは量子学について否定的でした。


「神はさいころを振らない」
「君は、君が見上げているときだけ月が存在していると本当に信じるのか?」


という言葉は有名です。アインシュタインは量子力学を否定していました。科学者は夢のような話を信じないのも当然かも知れません。




しかし、人間の力では解明できないものはこの世界には存在しないというわけではありません。


物理学者(ノーベル賞受賞)のマックス・プランクは、量子論の創始者の一人です。

彼の言葉に次のようなものがあります。


「意識は物質よりも根源的で、物質は意識の派生物に過ぎない」


同じくノーベル物理学賞を受賞した理論物理学者ユージン・ウィグナーもこう言っています。


「意識に言及することなしに、量子論の法則を定式化することは不可能だった」



いずれ、コードの存在も科学的に分かる日が来るかもしれません。


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