フロー理論
「ゾーン」、「ランナーズハイ」、「無我の境地」、「明鏡止水」。
そう、それが「フロー」です。
「フロー理論」
活動に没頭する事で、大変さや忙しさを忘れ、心地良さすら覚えてしまう極限に集中した状態の事を差す。
今回は極限まで集中した状態、「フロー」について説明し、誰でも簡単にフローに入れる方法を紹介します。
何かの参考になれば幸いです。
まず「フロー理論」に置ける条件は以下の図をご覧ください。
ご覧頂いた通り、フロー状態に入るには高い「挑戦レベル」と高い「スキルレベル」が必要となります。
と言っても「?」となる方が居ると思いますので、例を用いて説明いたします。
例えば、今までに一度もピアノを弾いた事が無い人が、少しずつピアノを練習していきます。
徐々に上手くなっていくと、最初にやっていた練習は簡単になります。
楽譜を見ずに弾けたり、歌いながら弾けたり、リラックスした状態を維持できます。
これが「挑戦レベル」が低く、「スキルレベル」が高くなっている状態です。
次に、更に高難易度の課題曲に挑戦した場合、最初は思ったように弾けません。こんな曲を自分が弾けるのかと心配になる事もあり、不安やストレスも感じます。
これが「挑戦レベル」が高く、「スキルレベル」が低い状態です。
そして、遂に高難易度だった課題曲を自分の理想通りに弾ける時がきます。
その瞬間、集中力というのは最高潮に達し、今までの不安やストレスが嘘の様に消え去り、気持ちが自然と高揚し、どんどん楽しくなっていきます。
これが「挑戦レベル」が高く、「スキルレベル」が高い状態。
「フロー」状態です。
自分の世界に入る。
何も考えなくても体が動く。
体が軽く感じる。
疲れが吹き飛ぶ。
時間がゆっくりに感じる。
指先まで神経が行き届く。
いつもは聞こえないぐらい小さい物音にも気付く。
全ての雑音が消える。
そして、達成した瞬間。
自然と声や涙が出る。
今まで辛かった事や苦労が喜びに変わる。
やってきて良かったと心から想う。
これが「フロー」状態です。
恐らく経験した事がある人も居れば、一度も経験した事が無いという人も居るはずです。
しかし、「自転車に初めて乗る」時など身近な所で「フロー」状態に入ってたりもします。
こんな「フロー」状態を味わってみたい!
そう思った貴方に、最も身近で簡単にフロー状態に入れる遊びを紹介します。
それが
「ロックバランシング」です
検索していただくと、もっと凄い作品が沢山出てくると思います。
「ロックバランシング」のオススメポイントはいくつかあります。
まず1つは、石があればどこでもできるという所。
特に費用は必要なく、準備するものと言ったら石ぐらいですから。
2つ目は、「フロー」状態に入る瞬間が分かり易いという点です。
最初は色々考えながら石を置くと思います。
しかし、石を立てる瞬間、雑多な環境音が静まり、石と石が擦れる音しか聞こえない瞬間があります。
それが「フロー」状態です。
3つ目は、達成した際に完成物が残るという点です。
完成物は写真に収める事もできますし、記念にもなりますし、何よりバエます。
最後に4つ目ですが、それは難易度の上げ下げが容易という点です。
石の大きさを変えるだけで自分のスキルに合わせて挑戦レベルを変える事ができます。
「フロー」状態に入りたい方は是非難易度を上げて挑戦して下さい。
という事で、「フロー」状態の説明と簡単に「フロー」状態に入れる「ロックバランシング」の紹介でした。
興味を持って方は、是非チャレンジしてみて下さいね!
はいそうです!!!
僕はやった事ありません!!!
サポートして頂いた方の事は一生忘れません。 靴ぐらいなら喜んで舐めます。