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アルバム紹介 6  Scary Nights G-Eazy

こんにちは!今回は1ヶ月前ほどにリリースされたG-Eazyのアルバム、Scary Nightsについてのレビューを書いていきたいと思います。この作品は、アルバムというよりは、EPのくくりでしょうか?

G-Eazyといえば、イケメンで、ファッションアイコンとしても有名。そして、全記事で特集したWiz Khalifaと同様に、ワイルドスピードにも楽曲が挿入歌として使用されています。かなり彼自身のヒット曲も多いので、それをまず紹介しながら進行していきます。


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G-Eazy

出身地    アメリカ合衆国オークランド (カリフォルニア州)

ジャンル   HIP HOP

スタイル   白人ラッパーが当たり前になっている時代で、さらに一線を画すアイコンとして登場。ラッパーとは思えない細身で洗練された出で立ち、ステージ上でトレンチコートを羽織るなど、HIP HOPに新たな旋風を持ち込んだ一人。17歳の頃から作曲とプロデュース、ミックステープを製作し始め、ドレイク、スヌープドッグ、リル・ウェインなど大物ヒップホップアーティストのオープニングを務め、着実にキャリアを積み上げて行くなど、実力も確かです。


代表曲

Good Life

2017年に歌手のケラーニとコラボレーションした楽曲、「Good Life」が超人気映画ワイルドスピードICEBREAKのサウンドトラックに起用されて、世界中から注目されました。

I Mean It

スローテンポでダウナーサウンドの中オートチューンを用いた、G-Eazyのスタイルを作り上げた初期の曲。

No Limit REMIX ft. A$AP Rocky, Cardi B, French Montana, Juicy J, Belly

これほどかっこいい曲がありますでしょうか。ほんとにNo Limitの無敵感は凄まじいですよね。筆者お気に入りのナンバー。Feat.もヤバイ豪華。


Scary Nights

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G-Eazyの新作EP、Scary Nights、聞いてみた感じは、真夜中を感じさせる曲調から最後の曲に近づくに連れて、夜明けを連想させるような構成?あくまでも主観です。

Scary Nights

本作の最初の曲。ゴリッゴリのダークさを持ちつつ、タイトルのコンセプトの雰囲気も忘れない、しっかりした世界観を持っている曲。

Scary nights in the city, yeah                                                                             Cut the lights in the city, yeah
They don't wanna see the boys who came with me
They don't wanna see us prosper, they envy 

最初のバースから世界観をバチバチに出してきて、なおかつHIP HOPさもリリックで出す。歌詞でラッパーのニプシーハッスルのことを指したり、自身の成功と孤独を歌っているようです。


I Wanna Rock

こちらはシングルカットされています。G-Eazyのクールなスタイルが確立されていてめちゃくちゃかっこいい、これから代表曲に仲間入りしそうな勢いです。母なり歌詞は難しいですが、2Pacをディスった若手ラッパー、Lil Xanや元カノと噂されているHalseyに対してディスとアンサーを入れています。

曲調はアーバンなダークさを持つビートから、トラップを使ったりととにかく流行りを取り入れています。

いやーかっこよすぎ。


Full Time Cappers (feat. Moneybagg Yo, French Montana & Ant Clemons)

8曲中、1番夜の雰囲気が出ているのが感じられる曲です。歌詞の意味がかなり難しいので和訳等は後日添付します。French Montanaと共演しているのもアツイ!高速のフロウも聞いていて気持ちいいですよね。



Big Ben (feat. Preme)

ロンドンの大時計で有名なBig Ben、それを自分の腕時計にたとえている曲。彼の悪さと芸術性が詰まった一曲。



K I D S (feat. Dex Lauper)

ここから夜明けの雰囲気に入ります。つい最近MVも公開された1曲。歌詞にはタイトルのKIDSという単語は一回も出てきません。彼自身の昔のことを言っている曲なのでしょうか?このアルバムの特徴のピアノっぽいサウンドをふんだんに取り入れています。



Hittin Licks

こちらもMVが作られていて、最愛のパートナーに「これから俺たちどうしていこうか、強盗しながら世界を回ろうぜ」と語りかける曲。Hit a Lickの意味が、金をかっさらうみたいなスラングらしいです。いつ使うねんこんなの。

PV見たらわかると思いますが、G-Eazyは自分がどういうタイプのかっこよさかわかっていてそれをHIP HOPに持ち込むところはすごいですよね。


Demons & Angels (feat. Miguel & the Game)

僕も大好きなラッパーのMiguelも参加している1曲。夜明け前の雰囲気漂うチルにぴったりな曲。


A Very Strange Time

最後はG-Eazyの成功に酔いしれるような曲。ライブショーに行けば客がアンコールをかけてくる。少し成功に狂いすぎた感を出すG-Eazyがとてもクールです。この8曲のEPだからこそ出せる世界観ですね。


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彼はHIP HOP初心者でも入りやすい楽曲が多いですが、本当にHIP HOPが好きな人からすると好みは分かれそうですね。ただ、ここまで大物を客演に入れていると彼の実力の高さと人気が伺えます。

というわけで、数あるG-Eazyの作品の中から最近来てかっこいいと思ったので今日は彼の最新EP、Scary NightsをPICK UPしました。また次の記事をお楽しみに!

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