いよいよダリアの球根を植える

5月3日
いよいよダリアの球根を植える準備をする。


ダリアは暖かい所なら3月~4月から植えることが可能。
なぜこの時期かというと、球根はダリア園の提供を受けているため。
ダリア園では4月から昨年注文を受けた球根を発送し、夏の暑い時期を乗り切るため5月の下旬に球根を植える。
つまり挑戦初年度の球根は、ストックからお客様分と植える分を引いた中から選ぶことになる。
出荷数も植える分もそれなりの数があるため、畑の球根を確保するのに時間がかかり、植えるのが遅れたという訳。
なお、視察を兼ねて他県の球根の直売会に行き、少数球根の購入もした。

球根を植えるにあたり、畝に被せてあったススキと落ち葉を畝間に移動させ、植える場所に割りばしを挿していく。
畝の幅は120cm、球根間は50cmの千鳥植え、その両サイドに大豆を植えるので、・-15-大豆-20-ダリア-50-ダリア-20大豆-15-・
この頃になると単色だった畑も徐々に緑色が入るようになり、植物が活動しやすい地温になってきたのだなと感じる。

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5月4日
ダリアを植えていく。

目印の割りばしに対して、球根の頭を山側にして植える。
じゃがいもと違い、ダリアはクラウンと呼ばれる頭の部分に芽があり、そこからしか芽が出てこない。
(分球する際はこの「芽」を残すようにして切らないと、いくら球根が肥えていても芽が出ることはない)
球根は浅植えで、かける土の高さは3cm~5cm程度。
植えた後は水をかけなかった。
露地植えでも本来は土と球根を密着させる為に最初だけ水をかけるのだが、畑の土はやや粘土質であり、畑の上部では苔が生えるなど水の流れもありそうなので、あえて水をかけなかった。
また、植えると品種名が分からなくなるので、タグは立てておく。
植えた数はざっくり200球。
お願い、無事に咲いてね~。

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ダリアが植え終わったら大豆を植えていく。
深さは人差し指の第一関節まで。
こちらは植えた後に手で叩いて鎮圧し、水をかけておく。
これで下準備は完了。

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余談ではあるが、スギナが良く生える。
スギナは抜いてしまったほうが良い雑草だと以前の記事で書いてますが、私は抜きません(笑)
なぜなら栄養素を集めてくれるから。
スギナは栄養分の少ない土壌に良く生え、自身では栄養分をかき集め、枯れることで土壌に栄養分を還元してくれる大変ありがたい存在なのです。
なのである程度まで茂ったら鎌で刈り、畝の上にマルチとして利用します。
詳しくは以下の記事をご参照ください。


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