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悲劇!!野生動物を侮ることなかれ

田舎の地域において、鳥獣害対策がいかに大事かということを突きつけられました。

鹿が出るとは聞いていた。
ダリア園の周りにも電柵が張られているのも知っていた。
でもフラワーネットを張れば、以降侵入した足跡が無いのも現場で見ていた。
だから大丈夫だろうと思っていた。
しかし・・・。

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3度の襲撃に遭い、やはり防護柵は必要なのだと身をもって体験しました。
新芽を食べられ、球根も引きずり出されてかじられる。
これで大体半壊。
およそ100株が被害を受けました。
もちろん一緒に植えた大豆が喰われたことは言うまでもないです。

というわけで定点カメラを借りて設置してみると、意外なものが映っていました。

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あれ・・・?
と思っていたら、数日後にお会いできました。

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カモシカ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

鹿は捕獲できても、カモシカは保護対象なので何もできません(泣)
皆さん、これから農業を始めようという方は、鳥獣害の確認と対策はしておきましょうね(;_:)

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今は節分草園で鹿対策として使われている、ネットを周りに張り巡らせています。(投網の網を作っている会社のを役場の方に取り寄せしてもらいました。)
被害はその後ありません。
ちなみに鹿は、昼間にも出現します。
鹿は食べるものが無くなると、ダリアの花も食べるのでご注意ください。
以前に赤外線カメラを設置した時の動画もリンクを貼っておきます。

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時にはこんなお客様も

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野生の子猫~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
踏んじゃうから纏わりつかないで。
ここからは虫が苦手な方はスルーしてください。
ヨトウムシには茎を切られます・・・。

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生物多様性って素敵ですね。
農薬を使わないためには、代わりに知恵を使い、益虫にも助けてもらわなくてはなりません。
益虫が来るまでの間は、囲ったり、手でつまんだりして防御が必要です。
過剰な農薬を善しとは思いませんが、大規模になればなるほど管理できないのもまた事実。
もちろん私はこの先も使いませんが、農家の苦労を知りつつ、形が悪くても減農薬の野菜を買うなど、消費者としての行動を変えていかない限りは変わらないですよね。
色々大変です。

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